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『20代で得た知見』(F)

【嫌われたくない、が一番嫌われる】

「20代で得た知見」(F)の一文です。

ぼくは無駄なことが嫌いです。

仕事でも

同じ作業をするなら

もっと楽に

効率的に

できた時に喜びを覚えます。

そんな価値観は

常に側にいて

如何に無駄なく

効率的に

生きるのが賢いと思い

行動させるように

ぼくを動かします。

電車が好きなのは

車と違い

予想が立てれるから。

事故とかが無い限り

誰かに割り込みされることもない。

安定しているとも言えるのかな。

だから、

人間関係でも同じように振る舞う。

嫌われたら面倒くさい。

いちいち相手をしなくちゃいけないし

好かれている方が効率的だと思うから。

でも、

そう考えて行動している方が

相手に気を遣い

より多くの時間を使っている

とは考えなかった。

仲良くして

群からはみ出ないのが良いこと

そんな価値観が

ぼくのずっと側で囁いていた。

でも、

ある時

そんな八方美人が破綻した。

どっちつかずの自分がしんどかった。

なんで関係のない自分が板挟みにならないといけないのか分からなかった。

人はすぐにだれかの愚痴を言う。

そんな話し聞きたくない。

でも、

嫌われないためには

聞かないといけなかった。

自分を守る手段をそれしか知らなかった。

でも、

ある時

あえて自分から距離を置こうと思った。

別にその場所だけが自分の居場所ではないし

その人たちと一生居るわけじゃない。

そんなことをふと思ったんだ。

どっぷり浸かっていた足を少しずつ抜いて行った。

すると最初に手に入るのは時間だ。

今まで誰かのために浪費していた時間が自分の時間に変わる。

でも、その余った。時間をどう生かせばいいか分からない。

群れて行動することに慣れてしまい

どう動いていいか分からなかったんだ。

それでもまずは1人でできることを少しずつ始めた。

最初は本当に大したことないことばかり。

失敗したり

少し成功してみたり

色々やってみた。

それでも迷いは消えない。

そんな時は、言葉を貰いに行く。

すると

もう少しやってみようと思える。

少し自分の中の価値観や思い込みに抗ってみる。

そんな時は

とても孤独で不安を感じるものだ。

だから、

そういう時に助けてくれた人のことは

決して忘れない。

そう心に決めた。

失敗も多く時間がかかることも多々ある。

でも、

そんな時間が自分を自分だと教えてくれる。

一つの曲を何度も何度もリピートして聞いてみる。

なんでこの曲が好きなんだ。

そんなことを考えながら

今日も聞いている。

まだ答えは出ていない。

けど、好きだってことは分かる。

いつかこの曲も聞かなくなる日が来るだろう。

でも、

この曲が好きだった時間のことは覚えていると思う。

人生の大半の出来事は役に立たない。

もしくは、

役に立つかどうか分からない。

でも、

心に残るのはそんな時間だ。

誰かじゃない。

自分が主役の物語を

今日も描いている。

なんか

色々と言葉にしたくなる一冊でした。

いい本でした。

『夏休みに夜コンビニから帰って好きな音楽に浸りながら読むといい本』

#20代で得た知見
#F

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奇跡的な本との出会いがある本屋さん



『ブックランドフレンズ』


※今度こんぶ店長と小川さんのトークイベントあるよ♪♪

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