『具体と抽象』(細谷功)
【遠くからアイデアを借りてくる】
「具体と抽象」(細谷功)の一文です。
普段本をあまり読まない人に
読書をオススメしたいのですが
読書って
なぜかした方がいいのは分かっているけどできなくて
あぁ〜読書くらいしなきゃなぁ〜って何となく罪悪感を持ちながら生きている。
そんな感覚だ。
僕の読書による体験で1番強烈に覚えているのは大学生の頃の友だちとの会話だ。
ちょうど就職活動をし始めているころに
皆んなどうする?って空気が流れていた。
そんな時に今までワイワイ遊んでいた友だちが早くから凄く真面目に就活を頑張っていた。
そんな友だちがとある友だちに対して
「アイツ、本くらいも読まないのがよくないよな!!」
って僕に言ってきた。
ドキッとした💦
実際当時、僕自身もほとんど読んでいなかったからだ。
えっ?
皆んなそんな読んでんの??
そんな衝撃が走った。
読書の体験は人との比較から始まった。
それから自分も就活をするにあたり読んでみようと思うのだがなかなかページが進まない。
面白さも分からないと来たもんだ。
次に強烈に読書に対する人との比較を感じた時は、とある講座でアイデア出しをした時だ。
おもしろいアイデアを出してやる!!と躍起になっていたが実際は全然出て来ず苦しい思いをしていた。
そんな時に時折いい感じのアイデアを出す友だちがいた。
その子と話しをしているとやっぱり普段から本を読んでいると言ってるんだ。
講師の先生も読書を薦めていた。
よーし!!本読むぞ!!!
と意気込んでみても
本に書かれている言葉を目で追っても面白いことは書いていないし、アイデアも降ってこない。
なんやねん!
•••なんでやねん💦
と嘆きが出た。
今思うと当時は本の中に答えを探しに行っていたんだと思う。
今すぐ使える
面白くて斬新で
人に凄いと言われるような
そんなアイデアを。
でも、実際にはそんなことはないんだ。
だから、また読まなくなる。
4年くらい前に
こんぶ店長と出会った。
そして、
読書に人との比較は要らないと教えてもらった。
そこから様々な読書体験をさせてもらった。
すると、最近は少し本と仲良くなれてきた気がするになった。
人との比較ではなく自分の興味と向き合えるようになった。
そこで最近知ったのが
本は遠くに連れて行ってくれるものだということ。
読書をすると
遠くの世界へ連れて行ってくれて
新しい考え方を知ったり自分の中での変化が起こるんだ。
すると、
少しだけ今までと違う意見が出る。
それがすぐに役に立つかどうかは分からない。
けれど、
それまでと違うことだけは分かる。
ずっと眠っていた脳の回路が動き始めたイメージだ。
新しい体験が
自分を磨くことになった。
遠くの世界に行くことが
自分を知るキッカケになったんだ✨
将来何をしていいか分からない。
人と比較ばかりしてしまう。
自分探しが終わらない。
そんなことを僕は
ずっとずっと悩んでいた。
でも、最近はあまり悩まなくなった。
本を読んで遠くに行けるようになったから。
脳の行動範囲が広がったから。
今までとは違う視点で物事を見れるようになったから。
旅行が趣味っていう人も多いと思う。
実際の旅行に行っても
観光地に行って帰ってきても
何か変化あった?
と聞きたい。
受け身なだけだと
大きな変化は望めない。
同じ旅行に行くにしても
その観光地に関する知識を
一つでも二つでも入れておけば
もっと旅が楽しくなるんだ。
読書体験が
人生を豊かにしてくれる✨
ぼくはそう信じている✨
比較ではなく
成長に焦点を合わせてみよう。
すると
世界の広がりが感じられるぜ✨
人と比較しない読書をぼくはオススメします♪♪
#具体と抽象
#細谷功
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