アキバ冥途戦争 仁義なき初回感想
つかみはパーフェクト!最高の滑り出し
今期注目のオリジナルアニメ、CygamesとP.A.WORKSのタッグで贈るオリジナルアニメ『アキバ冥途戦争』の放送、配信が始まった。
3連休前夜早速視聴しました。
早速レビューします。
結論、とんとことん(とことん)、草。
忖度なしに条件付きでおもろい。
最高の初回つかみはok!
まさかの萌メイドモノじゃなくて、
任侠もの、ヤクザ抗争ものですねん。
ヤクザ×オタク×メイド×アキバ×任侠
まー、この発想企画思いついた人誰やねん。
いてまえやああああ。
ディスプレイの前で、私、
「カチコミや!カチコミじゃーーーー!」って
叫ばずにはいられなかった。
著者は洋画中心に映画を良くみますが、
邦画では極妻シリーズが好きでした。
好みもあるのだけどハードボイルド、任侠ヤクザ映画も嫌いじゃないのでワックわくした。
これだよ!
アニメファンを卒業も止めることもない理由がコレ。
オリジナルアニメの存在。
毎回、続きがわからない、
または原作がないので視聴するしかない。
先が読めない展開、情報がない状態にやきもき扨せられ、視聴者は固唾を呑んで待つのである。
まさかの任侠シリーズをモチーフにして
秋葉メイドカフェの縄張りシマ争い。
メイド文化、オタク揶揄をしっかり描いて「仁義なき戦い」「極道の妻たち」「静かなるドン」「ブラック・レイン」「アウトレイジ」を彷彿させるカチコミ銃撃戦ありの任侠アニメとは恐れ入った。
(勝手に予想ですが各有名シーンはパロディにいれてくると思っています。)
主人公をメイド姿のままで鉄砲玉にさせるセンス。ヲタ芸をガンアクションにポップチューンのサウンドをバックにMAD動画のような作り込みの映像にテンションが更に上がる。
極めつけはCパートに入る前のED.
昭和歌謡の哀愁ブルースチックで歌い上げる。
どこまで本気やねん。
私のモンモンの龍が登ってしまった。(※実際入ってませんからね。)
【見どころ】作り込みが半端ないって!
ギャップの間の笑いは人によるかも
ニヒルなシーンの合間や静止画の隙間フレームに挟まれる”間”と”ギャグシーン”は任侠シリーズを知らないとただの演出で終わってしまうけど、任侠映画を知ってる人はニヤリとしまう対比構造をさらに皮肉ギャップに笑いが止まらない仕掛になっている。
→この”間”のギャップがまあ~面白い。
ここは任侠シリーズやヤクザ映画を見たことない人は面白さが半減するかもしれませんが、狙いや雰囲気は充分伝わる作りになっています。
秋葉原が舞台でメイドカフェ設定で各シーンが名物任侠シリーズ、ヤクザ映画のセリフ回しや用語が入ってくるのでそこをどう解釈したかのギャップギャグもあるのでそこの描き方も主おしろい。
一例目
おひねり”という隠語などで土下座で捻り出させるシーンとかは知らないと笑えない。ヤクザ雑学教養も一定は必要の模様。
二例目
指を詰める“落し前罰符”を”髪の先っぽ”を切り上げて、大げさにのたうち回るなど。任侠おキマリのシーンは予習が必要。
三例目
兎耳を「言うて~みーやー」って言わせてからの平手ビンタ。ここはまんま「極道の妻たち」の名物女優同士のタイマンビンタシーンのオマージュ。
1話毎に最低はアンタッチャブルな有名なシーンはぶっ込んでくるのかな~。次回が楽しみでしょうがない。
背景や雰囲気は凄い忠実
背景描写も89年代、90年代雰囲気を余すことなく描く、あー懐かしいってなる場面が多い。
Cygamesさんの企画力?最高のコンテンツをモットーにしてるだけあって、社是に恥じない作り込み。お仕事アニメでおなじみのP.A.WORKSが手掛ける任侠ドラマを楽しもうじゃないか。
2022年秋アニメのダークホースに呼び名に恥じない1話でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
※※※ 毎度の誤字脱字は適当に修正します。
忖度なしの源泉かけ流しの雑記レビューでした~。
■備忘録1■
パンダ。時代設定で85年って秋葉の直ぐ近くの上野公園にトントンがきたのでそれなのかな。。密貿易ゴクリ。
■備忘録つぶやき■
ゾンビランドサガの感じかと思ったら制作会社違う分テイスト変えて面白い企画やわ~。
■アニメを知らない人への予備知識■
オリジナル作品を中心に多くの良作アニメーションを生み出してきたアニメ制作会社「P.A.WORKS(ピーエーワークス)」。
「花咲くいろは」に「SHIROBAKO」「サクラクエスト」「白い砂のアクアトープ」P.A.WORKSが贈る“お仕事シリーズという一大ブランドがあります。
「花咲くいろは」と「SHIROBAKO」は映画化されるほどテレビシリーズは人気だけでなく、内容がすこぶる良い。大人も家族でもみんなで楽しめます。アニメと言わずに是非視聴をおすすめします。
■任侠シリーズとは?wikiリンク
任侠ヤクザもの代名詞映画 任侠ものといえばコレ。
平成のヤクザ映画 登場人物全員悪でおなじみのアウトレイジ
女版ヤクザ映画といえば極道の妻達
THE キングオブマフィア 全人類視聴必須の映画 至高の名作