好きを仕事に人とつながる
これのタグについて書いてみようかなとか。
それでは参りましょう
仕事って。はたらくって。
働くって仕事って。
大人になったら、必然と企業に属して働くものだと思っていた。
働くってお金を稼ぐ手段でしかないと思っていた。
その方法しか知らなかった私にとって
「企業に属したこと、一回もない」っていう友人の発言は目から鱗でしかなかった。
確かにフリーランスで、ブランドを立ち上げるとか憧れた時はあったけど、
それは本当に叶えられない夢のような話しで、ちょっと前までは個人がブランドを持ったり会社を起こしたりなんて珍しがられていたし「変わったことしてるね」みたいな、そいういう雰囲気だったように思う。
知識も資金もなく思いだけあった当時、ただただ好きなことをできる時間が欲しかった。そうはいっても生きるのにはお金が必要なわけで。属することしか知らなかった私はどんどん企業の色に染まり、歯車の如く自分を浪費していた。
結婚して子どもを授かって、いよいよ責任を負うようになると、好きなことどころではないよっていう意識に変わっていって、自分のことは後回しに。
日々生きていくため、生かしていくためにいかに消費をしないか、我慢するかというところにしかいかなくなり、愉しみすら全くない状態に。
そりゃ鬱っぽくもなるよねっていう毎日の中で、
ママこそ自分を見つめ直す時間があっていい
なんとかちゃんママ、じゃなくて自分の名前で呼ばれること
その二つの重要さを思い出させてもらい、自分に向き合う時間を作ってくれた講座がある。メガネを掛け替えて、自分の思い込みから脱却し、自らの力で好きを仕事に、地域と繋がっていく。
耳障りが良すぎるかもしれないけれど、とっても暖かい経済社会を実現できる働き方だと思う。
月に3万円しか稼がない
わたしのビジネスは「こどもアート」
店舗を持たないこどもアート活動の場所
「Atelier toiro」の運営をしています。
店舗がないからイベントや出張にて子どもとアートをたのしみます。
だめの世界がなく、肯定されるべき五感の表現を大事にしていきたい。
自分の「やれた」「できた」の達成感から、目に見えない根拠のない自信は、
大きくなった時の「なんとかなる」という精神につながると思っています。
「わたしたちの月3万円ビジネス」
やりたかったことはできることに変えられる
子が1歳半の時に受講した、いわゆる創業応援塾的なもの。
校長が勢いのある方で引き込まれる。
「まずはやってみろってんだ!」ってね、言うの。
藤村靖之氏の元で学ばれていた方の講座。
3万円なんて余裕でしょって思う人いる?
経費とか差し引いての純利益3万円って結構だと思う。
しかも自分だけで稼ぎ上げるって相当たいへん。
ちなみ私は経費差し引いて3万円なんて程遠い経験しかない。
会社をやるって相当大変なんだなって思う。
ローカルならではの稼ぎ方だよ、と校長まきさんに言われたけれど、
長野に住み始めてほんとうに実感する。
人と人との関係性でなりたつ経済。
単なる買い物ではなく、応援だと実感できるやりとり。
欲しいものがあると、物よりも先に人の顔が浮かぶ関係性の深さと安心感と信頼感。
だからこそ、人に勧めたくなるお店や人。
そしてそれが小さくても地域のためになる働きに変わる。
長野に来て1年半、やっと土台も固まってきたかな、関係性も少しずつ見えてきたかな、というところのわたしは、いよいよ好きなことを仕事にするべく種まきの時期が来たように思う。
共通通貨のお金の3万円は稼げなくても、まずは3万円相当の信用が稼いでいけたらいいな、と今は目標を立てたところ。お金稼ぐのももちろん大事なんだけど。
人に会い、対話を通して自分も相手もどんな人なのかを知っていく。バックグラウンドを知っていく。
そうすることで、人検索のキーワードになり得たら最高だと思う。
どんなにお金を積んでも差し出せないものがあるように、自分の価値は低く見積もるべきじゃない。3万円を稼ぎ出すのは自らの身体と心なんだから。
インとアウト
とはいえ、日々も生活をまもるために、雇われながら仕事をしていかないといけない日々は続いているのだけど。
そんな生活の中でも、いかにじぶんに合った情報をキャッチするかって言うのは必要で、割りとアンテナ張っておかないと逃すことが多々ある。ので、インプットしたことをアウトプットしていく、小さな積み重ねを続けていくことが重要だと思った次第なのです。
どんな些細なことでも心は動いていくものなので、自分のその変化に気が付けるくらいの余白を持って。時々自分を甘やかしながら、なりたい自分に一歩近づいていけるように丁寧に。
小さな行動が、きっと誰かの大きな一歩になると微かな希望のもと、
好きをしごとにできるように私もがんばる。