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塾講師が本来教えるべきたった1つのこと

どうも、元塾講師アルバイトのつーさんです。

塾講師について書いてみたのでぜひ最後まで読んでみてください。

塾講師が教えるべきこと

私は以前とある個別指導塾でアルバイトをしていた。友人が行っているところで塾講師が不足しているということで、教えることが好きで一度やってみたかったので名乗り出てみたのだ。

そこで驚いたのはなんの研修も予習もなく、塾に行ったら「はい、じゃあこの子の面倒見てくださいね」ともう授業が始まるということだった。最初は「こういうもんかな」と思ったりもしたが、やっているうちにその行為の意味のなさなどんどん呆れてきた。

その塾で基本的にやるスタイルはこうだ。

❶最初の30分ほどはワークなど、大体決められたものを進める
❷後半30分で丸つけや分からないところを聞いて解説

これだけである。果たしてこれで成績が伸びるのか?一体どんな気持ちでやるんだ?そこに来ていたアルバイトの多くは教育大の学生ばかりだった。このスタイルで成績を伸ばすのが上手い人もいるだろうが、あまりにもその個人に依存しすぎている気もする。

まぁ、親には成績を本気で伸ばしたいという気概はなく、「とりあえず塾に行っている間だけ勉強してくれればいい」という程度の塾なのかもしれない。そういう中途半端な「ある程度でいい」という覚悟できていては教える側のやる気も出ない気がする。まぁ、教育大出身の人が来ているのだから教えるの好きが多いのかもしれないけど。

とにかくこのスタイルでは前半のワークを解いている時間は講師がそこにいる意味はほとんどなく、後半でさえも全問正解して「分からないところもありません」という状態ならもはや全く無意味。

しかし、私はそういう子達を見ていて、「勉強のやり方がまるでなっていない」ということに気がついた。ちなみに私の持論だが、結局のところ小中高の勉強なんてやらなくても良いと思っているが、そこは一旦置いておく。なので、勉強を頑張るという前提なら、そこで学ぶべきなのは「自習力」じゃないかと思っている。

いわゆるPDCAを回す力だ。仮にめちゃくちゃシステマチックに成績をガンガン伸ばすことのできる塾であっても、それは塾が成績の伸ばし方を知っていて、生徒が塾に言われた通りの勉強をしていれば予習や復習も自分でやり方を考えることなく成績が上がることも多いだろう。

なので、私は授業では今日に何ページを解いてみたいなことをほとんど無視してどうやって勉強したら効率がいいのかとか、今どうやって勉強しているのか、志望校をどうするのかみたいな雑談に重きを置いていた。例えば小学生の英単語の暗記だ。ここからここまで次週までに覚えてきてと言ったが、結局その子は10問中2問正解とかだったので、どうしたのかを聞いた。すると、英単語と日本語を一回書いて終わり。そんなとこだった。

「そんなことで覚えられるわけがない」と正直笑ってしまうかもしれないが、その子は不真面目でもない子だった。真面目に全く分からないのだ。覚えてきなさいと言われても、どうやったら覚えてこられるのかということが。私は一つの例として覚えるなら「書いて、それを見ながら発音して覚える。そしてできたらそれを使った例文を作ってみる(その子にはまだ難しかったが)」と言った勉強法を教えてみた。そして覚えられているかを自分で繰り返しチェックテストをする。と言った具合だ。

こんな話をいろんな生徒としてみた。生徒の反応はすごく良かったように思う。しっかりと勉強法を理論立てて教えれば、「なるほど!」と納得してくれたからだ。

私は元がアホで、人一倍努力して勉強してきたタイプだったので分からない人の気持ちがすごくよくわかる。だから、教えることの分かりやすさにもかなりの自信があった。だから懇切丁寧に解説をすることも多かったが、これに関してはちょっと難しい。「めちゃくちゃ丁寧な解説をするより自分で答えを導き出すように考えさせるほうがいいんじゃないか?」とか思ってしまうからだ。だから、説明した後に生徒が私に説明できるかを確認するなどしていた。私は普段からよく言っているが、アウトプットは究極のインプットだ。人に説明するためには物事の高度な理解が必要。教えるという行為は勉強の理解には最適なのだ。

私はこうした、勉強とはどうすれば効率が上がるのか、ワークを時間をかけて一周しても意味がない、復習は体に染みつくまでやるものといった話を通して生徒が自分で勉強できるように工夫して彼らと話をしてきた。

どれほど役に立っているかは分からないが、こういった経験が勉強以外の全てでも応用できるということを理解して私が少しの期間教えた生徒がPDCAをうまく回せるようになっていたら嬉しいことだ。

今日の注目ニュース

正直これ今更分かることなのかという疑問だ。当たり前レベルで、咳もくしゃみもしない故人から感染するリスクはほとんどないだろう。仮に直接触れたとしても、手洗いなどをきちんとすれば問題ないはずだ。よく分からない理由で故人との対面もできなかった人がいるのは残念に思う。

やはり問題になっているのは家庭内感染。何の症状もない時から家庭内でもマスクをしてあちこち消毒をし続けるのにも無理がある気がする。基礎疾患を持った人や高齢者とは別居して暮らすのがベストだと思うが、国はそれを推進したり支援しないのだろうか?

うーん、多くの人がPCR検査を受けるのがいいのか悪いのか難しい。ハイリスク群の人と会う機会のある人は頻繁に受けて感染させるリスクを減らしたいということなのだろうか。

とはいえ無症状の人までが陽性かどうかチェックする人が増えまくると、隔離など大変だしどうなのだろう。

2回生以降なら何なりとやっていける人も多い気がするが、何も事情がわからない1回生はなかなか辛いのかもしれない。

このような状況になることで、いったいどこに大学の価値のあるのか問われる機会も増えている気がする。

謝辞

最後までお読みいただきありがとうございます!

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なかなか寝る前に書くと終身時間が遅くなっていけませんね。昼間からコツコツ書くことを心がけます。

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