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言葉にすること

今日を精一杯やり切った帰り道、ほっとしたくてコンビニで温かいカフェラテを買って歩きながら飲んで帰った。

カフェラテを飲み終わったら甘いものが食べくなりスーパーでチョコと明日の朝ごはんの食パンを買った。
チョコをつまみながら残りの家までの道のりを歩く。

家に着くころには食欲が増してきて、買ってきた食パンをトーストして食べる。
すると、食欲に歯止めがきかなくなり気づけばお腹いっぱいになるまで食べていた。


これは20代前半から後半までの私のパターン。
とにかく仕事が終わると張りつめていた糸がパンっと弾けたように気が緩みほっとしたいという思いから食べて心の安定を保っていた。

夜食べ過ぎた後悔から、朝抜くことが多く、不規則な仕事ゆえに昼食もまともに食べれないことがほとんどだった。

今ならこの症状が栄養的に見て低血糖によるものだと理論的に理解できる。
ただその時はとにかく自分の意志が弱いからだと責めてばかりいた。
そして、食べてほっとする背景にはどんな心理状態があるのか。
低血糖を改善したとしても、安心を食に求める(不安から逃れるために食べる)という行動の根本の原因を解決できなければ自分を本当の意味で安心させてあげることはできない。


エモーショナルイーティングは自傷行為ともとられることがある。
心の痛みを身体の痛み(苦痛)に置き換えて処理してしまう。
でも、心の痛みはそんなことを望んではおらず、ただ心の叫びを聴いてほしいだけだったりする。



なにが不安で何を恐れていて、本当はどうしたいのか。
そこに耳を傾けてあげる。
言語化してみる。
自分自身をしっかり見つめてあげる時間が必要なだけかもしれない。


心の痛みを身体の痛みで表現せず、言葉で表現する。
文字で書くのでもいいし
誰かに聞いてもらうのでもいい
感情を言葉に変換することで抱えていた不安や寂しさが
浄化されていくように思う。


言葉にできるは武器になる
こんなタイトルの本があった気がするけど本当にその通りかもしれない。

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