2月の中学入試本番に向けて、1月31日の過ごし方の記録。
今日は1月31日。
ちょうど1年前。
ツー太の中学受験の本番がいよいよ翌日に迫った日です。
私は当時日記を書いていたのですが、受験期の記録は振り返ることができませんでした。
とても大変だったという記憶が頭の中に残っていて、
もう一度それを追体験する勇気がなかったのです。
ですが1年という時間が経ち、記憶も薄らいでいき、
今日、何のためらいもなくその日記を開くことができました。
1年ぶりに思い出す1月31日の過ごし方は、
忘れていることばかりで、自分でも驚きのものでした。
今日はその2022年1月31日を振り返りたいと思います。
2022年1月31日の記録
6:20 起床
6:40 朝食
7:00 漢字・計算
8:00 気分転換の庭掃除
9:00 過去問を軽く見直し
10:00 フリータイム
12:00 昼食(カレー)
13:00 フリータイム
14:00 個別指導の先生と面談
15:00 翌日の準備・フリータイム
18:30 食事(水炊き)
19:30 フリータイム
20:30 お風呂
21:00 フリータイム
21:30 就寝
食事
昼食は特に気を配りませんでした。
夕食は胃に負担のかからない水炊きにしました。
翌日(2/1)の朝は、水炊きの残りを雑炊に。
当日は塾が開催してくれたzoom応援会に参加したり、
軽く漢字・計算をやったりと、バタバタする中、
消化が良くて温まって、簡単に食べられる雑炊は良かったです。
個別指導の先生と面談
夏以降、我が家をサポートしてくれた個別指導の先生に
最後の面談をお願いしました。
個別指導の先生のお話はこちらにも書きました。
勉強面だけでなく、ツー太も私もメンタルの面も支えてもらっていた先生だったので、前日、先生の顔を見て安心したかったのです。
先生との時間で自分をあり方を整えるという意味で、
我が家はこの最後の面談時間を“神社タイム”と呼びました。
この“神社タイム”では勉強を指導していただいたわけでも、
「こういう心構えで臨みなさい」という
メンタル的なアドバイスをもらったわけでもありません。
「体調はどうですか?」とか
「あんなくだらない話も授業でしたよね」のような、
雑談がメインでした。
でもそれがリラックスさせてくれる一番の方法だったんだと思います。
先生がどーんと構えて、「あなたは大丈夫」と言ってくださって。
本当にありがたかったです。
まさかの1日フリータイム
皆さんお気づきになったかと思いますが、
フリータイムばっかりなんです。
そう。前日はほぼ勉強していません。
すっかりそんなことは忘れてて、記録を見て思い出しました!
これには1年後の私もビックリ。
思い起こせば、
「どうしたら2月1日以降の連戦を万全に臨めるか?」を
ツー太本人に決めさせた結果、
「前日は勉強しない」ということになったのでした。
「もうここまできたら、詰め込んでも仕方がないんじゃない?」
という当時、勉強を見てくれていた長男ワン太のアドバイスもあったので、
仕方がなく私も見守ることに。
これが正解かどうかは分かりません。
もしこの日にギチギチに勉強していたら、受験当日、緊張してパフォーマンスが発揮できなかったかもしれませんし、
もう少し勉強していたら、その部分が運良く当日、出題されて解けたかもしれない。
普段、緊張でパフォーマンスが下がるタイプだというのは、
過去の模試、特に外部模試の時に痛感していましたから、
リラックスして臨むという選択は良かったのかも、、、。
でも2月の結果を知っている現時点の私としては、
「やっておけば結果は変わったかもしれないのに。。。」って思っちゃう部分はあるし。。。
でも実際に、試験の前日にほぼ勉強無しで過ごしたことが、このあとの結果にどう影響があったのかは
1年たった今でも分かりません。
私の心情
2022年1月31日。
翌日ツー太の受験本番を控えた私はこう日記に綴っています。
いま振り返ると、本当はもっと不安な気持ちが心の中を渦巻いていたと思います。
ですが、もし不安な気持ちを認めてしまうと、一気にバランスが崩れてしまいそうで、 精一杯こうやって前向きな言葉を書き留めて心を保っていたような気がします。
いちばん驚いたこと
今回記録を振り返ってみて、
何よりも驚きだったのは、
一日勉強をせずに過ごしたツー太に対して、
私が何も言わずに耐えたことです。
ツー太が受験勉強を始めた当初は、
私主導で家庭学習を進めていて、
あれやったの?
これやらなきゃ。
こうじゃなきゃ受からないよ。
クラス上がれないよ。
って口出し、手出しばかりの親でした。
しかも、比較的にまじめ女子学生だった私としては、
何年もかけて準備してきた入試の本番前日なんていったら
「不安だからもう少しやっておこう」
って思うもんじゃないの?
という思い込みもあります。
それなのに、前日は勉強をしないという
選択したツー太を見守れたことにびっくり。
よく言わずに耐えたものです、1年前の私。
私がツー太の中学受験で感じていたのは、
子どもには受かってほしい。
でも私が過干渉になって、
子どもの意志を無視した受験にはしたくない
というものでした。
私にとってはツー太の中学受験の道のりは
子どもを“見守る”ことへの挑戦だったのです。
1月31日はその最終試験のような1日だったと思います。
そんな感じで受験前日の1日を過ごしたツー太でしたが、
いよいよはじまった2月の決戦は
それはそれは長く厳しい戦いになったのでした。
それはまた別の機会にどこかでお話しますね。
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