自由と孤独
現代では、より他人と繋がることのできるツールが身近にあって、それらを駆使して簡単に友達を増やす事ができる。
それまでの道のりで、周りとの繋がりが薄かったから、予想以上に人とのつながりが増えていく事に舞い上がっていたのかもしれない。
「失いたくない」一心で、自分自身の声に「聞こえないふり」をしていたんだ。
一人でいる時間に戻りたくなくて・・・それが目的になってしまっていた。
でも。
そう、たぶん自分にとって一番大切なものは「自分自身の声」だ。
確かに人との繋がりは尊いものだし、それを蔑ろにして社会生活を送る事はできない。
それでも、まったく自分を殺してまで生きる事が、自分にも周りにもいい事なんだろうか?
たぶん「No」だ。
周りの「目」を気にしすぎると、「空気」を読み過ぎてしまって自分の声が聞こえなくなってしまう。
周りが期待する「模範回答」を無意識に探して、それに寄せていってしまう。
そうする事で、一時の孤独からは解放されるのだろう。
それは本当に、自分の求めるもの?
違う。
自分の声を聞け。
そうしないと私の中から「自分」が消えてしまう。
自分を殺してしまう。
ひとりぼっちで自分の好きな事に没頭して、時間も忘れて楽しんでいることのできるものがあること。
自分が存在する理由なんてそれでいい。
周りと違うことで奇異の目で見られても、爪弾きにされて心無い言葉を浴びせられても、友達なんていなくても。
自分というものをしっかり持つ事によってしか、求めるものを得ることなんてできないんだ。
自分自身を縛り付けている鎖から、「私」を解き放て。
そうすれば、周りが放っておかなくなるよ。
たぶん、ね。
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