多様な感性
スポーツ観戦は割と好きで、オリンピックや大きなスポーツの大会はよく見ます
冬季のオリンピックでは特にスピードスケートやカーリング、スキージャンプなんかは好きですね
個人的には見た目で勝ち負けが明確にわかる競技が好きで、逆に「芸術点」とかが勝敗を分けるようなスポーツは苦手
だって、芸術性がどうのと言われてもいまいちピンとこないのです
タイムや得点を競うスポーツなら、明らかに見た目で分かるのだけれども、「芸術性」とかっていうのは見る人の主観によりますよね
手足が長くてダイナミックに見えるとか、表現力が素晴らしいって実況者は言ってるけど、演技が終わってみれば意外と得点が伸びないなんてよくあること
これって本当にいつも同じ感性で、フラットなジャッジができているのかな?
って勘ぐってしまう‥‥天邪鬼でひねくれた性格なのです
別に芸術を否定しているわけじゃないのです
私だって美しい絵画や陶器、その他多くの芸術作品を目にして感動するし、素晴らしい演奏や歌を聴いたり、ドラマや映画で感動すれば涙することもあります
ただそれは「私の感性」が基準になっているわけで、ほかの人が同じことで感動したり泣いたりするかはその人の感性によります
それに点数をつけるのって、すごく難しくないですか?
だからそれが優劣の基準になるスポーツを、素直に見ることができないのだと思います
合う合わないは人それぞれ‥‥合えば常に気になって、もっと知りたくなって、応援したくなって、どんどん好きになっていく
これって人間関係にも通じるものがある
詳しく知って「やっぱり合わないな」って思うこともあるし、急に冷めて「なんであんなに好きだったんだろ?」ってことも同じかな
多様性を尊重はしつつ、合わないものは合わないとはっきりさせるのは、自分にとっても相手にとっても良いことだよね