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「分かり合う」ということ

あなたがたとえ氷のように潔癖で雪のように潔白であろうとも、世の悪口はまぬがれまい
「シェイクスピア」の言葉 

全ての人とはわかり合えない。 
相手のことが嫌いだから遠ざけるとも限らないけれど、これは人それぞれの感性があるので仕方のないことです。 


前に「機動戦士ガンダム」の生みの親の一人である安彦良和さんは、ある記事の中ではっきりとおっしゃっていました。 

人と人はわかり合えない

と‥‥


人はエスパーにはなれないし、心を正確に理解するのは「当の本人」でも不可能なんだから、やっぱりその言葉は事実なんだと思う。 
そして記事の中ではこうもおっしゃっていました。 

「わかり合えない」って認めた上で「それでも、わかり合えたならどんなにいいだろう」と考えること。

確かに、それが重要なんだと私も思います。 
そう思うことで「いつか分かり合える」と努力するからこそ、良い人間関係も築けると思うし、たとえケンカをしても和解することができるんだ。 


ただしそれには条件があって、言葉で言えばすごく簡単なんだけれども、サラッとできる人はなかなかいない。 

天は自ら行動しない者に救いの手をさしのべない 
「シェイクスピア」の言葉 

「時間が経てば、きっと分かってもらえる」なんてことはないからこそ、ちゃんと言葉にするよう「行動」して相手に伝えることが大事。 

「ニュータイプ」なんて幻想で、だからこそアムロとララァは悲劇的な結末を迎えた 

とも安彦良和さんはおっしゃっていました。 
だからこそ「分かってもらうため」の努力が必要なんだと思います。 


あとは自分の「軸」を持つことも必要で、それがないとブレるし周りの状況に流され、自分ではない「他人」に依存してしまう。 

事情が変われば己も変わるような愛、相手が心を移せば己も心を移そうとする愛、そんな愛は愛ではない 
「シェイクスピア」の言葉

前に記事にも書きましたが、相手に依存して自分の進む道まで委ねるのは、自分を無くす「卑怯な行為」だと思います。 
また、状況によって態度を変える人間など信用も信頼もされない。 


ちゃんと相手と向き合うためにも、自分の軸をしっかり持ってわかり合う努力をしようと思う。

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