アークナイツ美術設定集VOL.1が届いた
アークナイツが3.5周年を記念してYostarオフィシャルショップから販売された「アークナイツ美術設定集VOL.1」が届いた.受注生産品(注文を受けてから生産される商品)として2023年7月28日〜8月18日に予約受付がされていた.その時に注文したので,およそ半年間待っていたことになる.正直半年前の注文になるので発送通知が来るまで忘れかけていました.
アークナイツ美術設定集VOL.1へのリンクは↓
※ただし販売期間は過ぎているため購入できない点は注意.
アークナイツと言えばソーシャルゲームの中では比類なきほど作り込まれた世界観とキャラクター設定でも有名だ.この美術設定集はオペレーター(アークナイツではキャラクターのことをそう呼ぶ)のデザイン案が多数まとめられている.普段のゲームプレイでは見えないところ(服飾の細かいところや重ね着の仕方など)が見られるとなれば,オペレーターの情報をもっと知りたいと願ういちドクターとして買わねばというところであった.
美術設定集が届いたということで中身を確認していきたい.また,特典も5つ付属されていたのでそれらも確認する.
外付け特典は以下の通り(販売ページから引用).
上記に加えて3.5周年記念の通販で購入した特典としてアクリルキーホルダーが付いてきた.
商品のチェック
外箱
宅配で届けられたダンボールの大きさからびっくりしたが,入っていた美術設定集の外箱もかなりの存在感を放つ大きさだった.白を基調として(この写真では見えないが)青のラインを外周に取り入れていること.箱のトップにはデカデカと文字を書いただけというシンプルなデザインというのも独特な存在感を放つ要因となっているかもしれない.
箱の蓋を開けるとその中も包装紙に包まれていたが,包装紙のデザインやシールのところもおしゃれだ.「ロドス・ニューラルコネクタに接続済」の文章はドクターとしてニヤリとしてしまう.
美術設定集
箱の中は三層の構造となっており,上層と中層には特典が入っていた.それらについては後ほどにするとして,下層にようやく美術設定集の本体が収められていた.箱の内側の青色とスポンジの黒色が額装のように見えて,もうこの状態でそのまま飾りたいほどであった.表紙のアーミヤが憂を帯びつつも凛とした表情でこちらを見ている.またタイトルの文字列は鏡面仕様でPET素材の表紙カバーにデザインされており,光の当たり方で文字の色合いが変化する.写真では7色に光っているように見えるのはそのためである.
この美術設定集は厚い.上の写真は比較として,文庫本の中でも厚い方の岩波版『存在と時間』とドクターなら持っているだろう公式アンソロジー『OPERATORS!』である.総ページ数が約340ページのカラー印刷本なのでこのぶ厚さとなっている.美術館などで購入できる画集に引けを取らない存在感だ.
スペシャル小冊子「テラ雑談記録」
特典の小冊子がこの「テラ雑談記録」である.中身はアークナイツに関わるイラストレーター,およびHypergryph製作陣へのインタビュー記事が収録されている.インタビュイーは以下の通りである(掲載順).
イラスト色紙
美術設定集の表紙をそのまま飾りたいと言っていたが,美術設定集は読まれてなんぼなので飾り続けるのは難しい話である.その代わりとしてこの色紙があるのだろう.鏡面で箔付けされた下地に表紙を飾っていたアーミヤが描かれている.サイズとしては文庫本とほぼ同じになるので,ミニ色紙として場所も取らずに飾ることができそうだ.
IDカード風アクリルプレート(ドクター ver.)
ロドスの社員証をイメージしたアクリルプレートである.中には紐も入っているので,首から掛けることも可能だ.これを首から掛けて1月のリアルイベントに参加するのも乙なものかもだろう(突然のリアイベ参加アピール).
「プランター」 アーミヤ専用コーデ
美術設定集の特典としては最後にコーデ引き換え番号が裏面に記載されたカードが入っていた.表面はアーミヤのコーデ「プランター」んのイラストが描かれている.こっちは美術設定集の表紙とは一変して少しドヤった笑顔を見せるかわいいイラストとなっている.
早速コードを引き換えて入手してきた.ナイスな太ももをしている.アーミヤの術師としてのコーデはどれもかわいいものになっているので選ぶことが難しい.個人的にお気に入りは新聞配達員コーデだが,このプランターの特別感もあって,どれを着せようか悩ましい.
3.5周年記念通販特典アクリルキーホルダー
こちらは3.5周年記念通販の特典として付いてきたリンのアクリルキーホルダーである.もしかしたら他の人は別のオペレーターになっているのかもしれない.情報求める.ちなみにリンはお迎えできていない.ほちい…
美術設定集について・感想
ここまで美術設定集とその特典について紹介してきた.
ここからは美術設定集の中身について軽く触れてたい.大陸勢から情報をもらって既に知っているという人も多いだろうが,まとめておくに越したことはない.
美術設定集の中身について大別すると3つのカテゴリーになる.
1. 世界観・用語説明
2. キャラクターデザイン
3. キービジュアル
分量としては「2. キャラクターデザイン」が9割,残り2つが足して1割ほどとなっている感覚だ.
キャラクターデザインがこの量になっているのは,2020年7月までに実装されたオペレーター全員とコーデの情報が載せられているからだ.2020年7月はニェンや,ア,ウンが実装されたハーフアニバーサリーイベント「洪炉示歳(エンシェントフォージ)」が開催された時期である.つまり,アークナイツ実装からハーフアニバまでの半年間で実装されたオペレーター(ニェンたちを含む),およびコーデについてゲーム内で確認できる基礎情報とゲームでは確認できないデザイン案が載っているため,美術設定集でキャラクターデザインが占める割合も高くなっているのだ.
星3オペは1人につき1ページ,星4以上のオペレーターは1人につき2ページも使用されている.星3オペレーターは昇進画像がないため1ページに収まっているのだろう.
オペレーターのデザイン案について感想を言いたいのだが,ストーリー並の情報過多に押し寄せられてまとめることが難しい.ただとにかく,紳士・淑女のかたにおかれましてはプラチナ・セイロン・エンカク・ワイフーのページが必読であることをお伝えしたい.
最後に,アークナイツは2024年1月でグローバル版4周年を迎える.非常にめでたい話だ.しかし,この美術設定集が2020年1月〜2020年7月までの半年間に実装されたオペレーター・コーデの情報が載っているということは,リリースから今日までで計算すると12.5%の情報しかまとまっていないということになる.という訳でこの美術設定集を手にしたいちドクターとしてはVOL.2,VOL.3の販売を待ち望んでいる.もっと他のオペレーターのデザイン案も見たいのだ.特に(俺の嫁)シーについては.
「まだ休んじゃだめですよ!」
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