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「りんごおやつ」は母の味。
「お母さん!やっとりんご届いたよ!」
二男が喜んで飛び上がりながら、私に言いました。
我が家では、11月と言えばりんごの季節。
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夫の親戚から、毎年のようにたくさん果物をいただいています。
特にりんごは年2回ぐらい来ます。
今年も11月に入ってすぐ、大量のリンゴが届きました。
ありがたいけど、量が多い。ご近所に配ったり、私の実家に渡したりと数を減らしますが、それでも手元にだいぶ残ります。
生のままいただくのが一番好きですが、消費のためなら仕方ないと、数年前からりんごでお菓子を作るようになりました。
レシピはこちら。
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粗熱をとってから、一口サイズに切ります。
我が家では、半分の量で作ります。レシピ通りの量で作ると、おいしいと喜んで食べ過ぎて、夕飯が食べられなくなるのです。
しっとり食感もサクッと食感も楽しめる、ケーキのようなソフトクッキー。でも子どもたちには、「ソフトクッキー」という呼び名がしっくりこないみたいです。だから我が家では、「りんごおやつ」という名前で呼ばれています。
りんごおやつは、家にある材料で作れるのがいいところ。洋菓子作りが決して得意ではない私でも、簡単に作れるありがたいレシピです。
特に二男が大好きで、りんごが届く時期になるとソワソワして言います。
「お母さん。りんごが届いたら、絶対りんごおやつ作ってね」
毎年楽しみにしてくれている子どもたちのために、今年も腕を振るいました。キッチンから漂う香ばしく甘い香りに誘われて、Nintendo Switchで遊ぶ子どもたちが様子を見に来ます。
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「やっと会えたよ!りんごおやつ!」
二男が歓声を上げました。
長男も目を輝かせています。
「りんごおやつはお母さんの味だね」
そう言うと、長男はニコニコと頬張りました。
二男は物も言わず黙々と食べます。夢中です。
子どもたちが小さなころから作り続けている、数少ない手作りおやつ。りんごの味と生地の素朴な甘みがコーヒーにも紅茶にも合うので、大人(とりわけ夫)にもウケがいいのです。
今年も大好評!
喜んでもらえて、私も嬉しい。
しかし、ホッとするのもつかの間。
野菜室のりんごを確認しながら、二男が言いました。
「お母さん、りんごまだたくさんあるからまた作れるよね。今度はたくさん作ってね」
どうやら、もう一度作ることになりそうです。
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☀この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です☀
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