“I love you”を、どう訳す?
最近読んだこちらの本。
noteという場で言葉を扱う、いち人間として
自分が触れたり、口にすることばを
もっともっと考え抜いて、掘り下げていきたい。
そう思わされる一冊でした。
この本の中に
「I love you を今のあなたはどう訳すか」
という課題があり、
それがとても興味深かったので
自分でもいくつか考えてみました!
「愛」とは?
この本でご紹介されていた順番に沿って、
考えてみた結果がこちら。
※やり方の詳細はぜひ、本をお手に取ってみていただけたら。
・愛=相手への関心
・愛=受容
本当は一つに絞るべきなのかもしれないけれど、とりあえず。
愛を向けるという行為は
まず、その相手への関心から始まると思うのです。
そして、その関心をきっかけに、
人は、相手のことをどんどん知ろうとします。
何が好きか。何が嫌いか。
何が大事か。何を欲しているのか。
何を考えているのか。
そうして知ったあれこれを、
自分が受け入れられると感じた時。
そして、その過程でさらに相手に
興味が湧いてくる時に、
相手への関心が明確に「愛」として
定義されるんじゃないかな、と。
そんな風に考えたわけです。
I love youをどう訳す?
上記を踏まえて、
どんな風に訳せるかなあ、と考えてみました。
「…なんか、あった?」
なんか様子が違うな、でも確信が持てないな。
そんな時に、探り探りに投げかけるこの言葉は
まさに相手への深い関心を示しているように感じます。
自分がかけてもらった時に、
嬉しかった言葉の一つでもありますね。
「しょうがないなあ」
「相手の長所を愛するのが恋、短所も受け入れるのが愛」
と言ったようなフレーズを前に見て、
なるほどなあ!と記憶に残っていたのですが、
「しょうがないなあ」って、
まさに短所をも包み込んでくれる言葉だなと思います。
「この前話してたあれさ、」
話していたことを覚えてる、というのも
関心の現れだと思うんです。
どうでもいい話って、人間いくらでも聞き流せちゃうから。
そんなこと覚えてたの!?は、嬉しいサプライズだなあ。
最後はちょっぴり毛色を変えて。
お風呂、先どうぞ。
一番風呂を譲るって愛じゃない!?と
お風呂好きな私は思うのだけど、どうでしょう?(笑)
一つの言葉と真正面から向き合って突き詰めて考えるって、
難しいけれど、ワクワクする作業ですね。
皆さんなら、“I love you”をどう訳しますか?
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今日の一冊
冒頭でご紹介した本はこちらです。
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