物は言いよう。適材適所。
「一緒に来てくれたら、助かるんだけどなぁ。」
3歳の末娘のことばである。
その夜、寝る前に読んでもらう絵本を持ってくるのを忘れた娘。
寝室は2階にあるので、絵本を1階に取りにいかなくてならない。
すると、娘は、隣にいた二男に、絵本を取りにきたいのだが、階段の電気が消えていて、一人で行くのはちょっと怖いことを伝え、最後に、
「一緒に来てくれたら、助かるんだけどなぁ。」
ダメ押しである。これを断れる人っているんだろうか。そう思って聞いていたら、案の定、二男は、
「ハイハイ、わかったよ~。」
もぐっていた布団から出ると、小さな背中は並んで、暗い階段を降りていった。
物は言いよう。
頼み事も頼み方次第。
あとは、誰に頼むのが良いか、の把握も大事なポイント。
適材適所を見極める末娘・・・いったいどこで学んだのだろう。
これはもう、生きていく上での、神様からの贈りものだな。
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学校に行かない選択をしたこどもたちのさらなる選択肢のため&サポートしてくれた方も私たちも、めぐりめぐって、お互いが幸せになる遣い方したいと思います!