学校に行かないという選択。わたしは先生ではないけれど。
先日、noteにてダイヤモンド社書籍編集局さんのこんなキャンペーンがありました。
こどもたちが将来的に、興味を持ちそうな内容だなぁ、と興味を惹かれました。
【書籍の紹介】
――未来の科学者たちに読ませたい!『WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か』
このたび、ノーベル生理学・医学賞を受賞した生物学者ポール・ナースが「生命とは何か?」という大いなる謎に迫った話題の書が日本でも上梓されました。
ポール・ナースが、生物学について真剣に考え始めたのは一羽の蝶がきっかけでした。12歳か13歳のある春の日、ひらひらと庭の垣根を飛び越えた黄色い蝶の、複雑で、完璧に作られた姿を見て、ポールは「生きているっていったいどういうことだろう?」と考えるようになりました。
著者は旺盛な好奇心から生物の世界にのめり込み、生物学分野の最前線に立ちました。本書ではその経験をもとに、「細胞」「遺伝子」「自然淘汰による進化」「化学としての生命」「情報としての生命」という5つの重要な考え方をとりあげながら、生命の仕組みをやさしく解き明かしています。
こどもたちが、将来的に興味をもちそうだなぁ…。と初めは目に留めました。そして、紹介文を読み進めるうちに、
「う〜ん、コレは、私が読みたい。」
そう感じたので、キャンペーンに応募してみました。
しかし、そこには大きくこう書かれていました。
「子供たちに理科を教える先生に本をプレゼント!」
と。
ふ〜む。
日々、こどもたちを見ていると、結局、どんな学びも、根底にあるのは「生きること」「生活すること」「生き物である自分とは何か」ではないのだろうかと感じます。
何かに興味をもつと、必ず行き着くのは「生物」なのだと思うのです。
長男は昆虫やら生き物が好きなので、わかりやすい形で「生物」「生態系」「命とは」というテーマが身近にあります。
二男は、アートや身体を使うこと、さらに恐竜や化石に興味を持っています。
それらも掘り下げていくと、細胞で出来ている自分の身体についてや、恐竜時代の生態系、生物へとつながります。
末娘はまだ強い興味を示す分野はありませんが、植物が好きです。これもまた生物へと向かう。
こどもたちが学ぶのは、自発的にしていくと思っているので、私が教えられることは無いと思っていますし、できる限り教えたくないのです。
だから、こどもたちの為ならず、まず、自分が知りたいのです。
自分という生物は、いったい何処から来て、何処ヘ向かうのか。
キャンペーンに応募するにあたり、自分は学校の先生ではないこと、しかし、こどもたちが学校に行かない選択をしており、学びについて日々模索している事を備考欄に書き記しました。
私は「先生」ではない。
先着順50名。
該当しないからと対象外となったとしても、
それは、それで良い。
そんな風に思っていたら…
「郵便受けに、来てたよ。」
夫から手渡された少し厚みのある封書。
差出人名は…
ダイヤモンド社書籍編集局!!
プレゼント来た〜!!!
本をプレゼントしていただけたのが嬉しいのは勿論ですが、
「学校に行かない選択をしている我が家」に、「生物の先生にプレゼント」するキャンペーンの本が届いた、という静かな喜びが私の中にありました。
大袈裟かもしれませんが、
「学校に行かない選択」が、またひとつ、受け入れていただけた。
勝手にそんな解釈をしています。
実際には、先着順に選ばれただけかもしれません。
でも、私の中では、すごく価値あるプレゼントになりました。
ダイヤモンド社書籍編集局さん、本当にありがとうございました!
読了しましたら、また記事にしたいと思います。
学校に行かない選択をしたこどもたちのさらなる選択肢のため&サポートしてくれた方も私たちも、めぐりめぐって、お互いが幸せになる遣い方したいと思います!