2024年ゲームマーケットを遊び尽くす! 乃々果編
企業、サークル、アマチュア問わず、様々なボードゲームが一同に介するゲームマーケット。今年も年2回のお祭りの季節がやってきた。そんなお祭り騒ぎを遊び尽くした。夫婦のお話である。
今回一般入場の入口から会場に入る際に一番最初に目に入るのは、レース付きのベット、フリルの付いたスカートに、ふかふかのマット、どれもパステルカラーで調えられたとても「ゆるかわ」な女性の部屋を模した展示だ。どこからともなく「何あれ?」と声があがる入場者たち。ごいたブースを後にしたスナガガたちも脳裏に焼き付いた謎のブース「乃々果」訪れてみることにした。
その正体は現場検証ゲーム「乃々果」だった。参加費を払うと、ハンドアウトとおっさんに使いこなせないようなド派手なバッグをもらうことができる。そしてそのハンドアウトに沿って、事件現場を確認したり、他のブースに聞き込みに行ったりして事件を解決していくというものだ。あのゆるふわなお部屋の展示はまさにその事件の殺害現場だったというわけだ。よくよく見ているとところどころ不穏な感じの手紙や、遺体の位置に形どられたチョーク・アウトラインが引かれている。
ちなみにこのミステリー自体かなりできが良く、一つ一つの謎に納得の行く解答が得られるものとなっている。ただ一つ問題なのは会場を結構な距離を歩き回るということ、そしてゲームマーケットとい限られた時間の中で解決しなくては行けないと言うことだ。
ちなみにスナガガたちが、事件を解決し終えたのは閉会のこり1時間。途中から焦り始めたスナガガは謎を解きながら、同時にマーダーミステリーブースを物色するという荒業に出たり、妻と離れ離れになって迷子になったりした。しまいには色々なことに脳の糖分を使いすぎて、天才キャラさながらクッキー噛りつつ髪の毛をくるくるしながら考え、もう時間が残されていないんだ!と刑事ドラマさながらのプレッシャーのなか事件を解決したのを覚えている。
あとから公式サイトで確認したところ、2日目まで持ち越しても良いとのことだったので、1日目はいろんな資料を回収して、家に帰ってから真相を探り、2日目に答え合わせなんてのが賢い遊び方かもしれません。
そんなバタバタで解決した「乃々果」。いろいろあったけど、いやあったからこそ解決したときの喜びは、どんなミステリーにも味わえない喜びと楽しさを味あわせてもらいました。次の事件はもってスマートに解決しようと心に誓い、ゲームマーケット秋に再び挑戦しようと決心したスナガガでした!