終わってしまったカードゲームの思い出を語る。AIカードダス ゼノンザード編
今までいろいろなカードゲームを遊んですごしてきたけど、その中には今ではもうサポートを終了してしまったものもいっぱいありました。そんなカードゲームたちの思い出について語りたいという自分語りの記事でございます。当時を思い出して懐かしんでくださる方や、カードゲーム業界の歴史の一抹の資料として読んだくださる方がいれば幸いです。今回はプレイ期間がかなり短かったので、どうしてやめてしまったのかが、主題になると思いますが、こういう風に変わっていったよなど、貴重なコメントを頂けたら幸いです。
ゼノンザードとは…
バンダイナムコグループ・HEROZが共同で開発したスマートフォン向けアプリ。ゲームの内容はマジック:ザ・ギャザリングに似ているが、マナとライフのルールがより複雑化されているという印象を受ける。そして何よりもAIカードダスというコンセプトを持っており、一番の目玉はカードゲームの対戦をAIと協力をしながらプレイすることができるという点だ。スナガガもこの点に興味を持ち、事前登録を済ませていたが、その話題性に当日はまともにプレイできないレベルに人が殺到していた。そんなゼノンザードがサービスを終了したのは二か月前の2月19日である。
サービス開始前
ゼノンザードはサービス開始前からいろいろな宣伝に力を入れており、アニメや紙のカードでの事前体験、youtuberを使ったプロモーションなど面白いものも多かったと覚えています。アニメの第一話のストーリーもカードゲーマーなら感情移入しやすいものとなっており、とてもおすすめです。まだYoutubeで見られるはずなので気になる方は是非!
また紙のカードでの展開もゲームを知るのにとても役立ち、プレイを実際にできたからこそ、これは遊んでみたいと思わされました!
そしてサービス開始!
サービス開始当日スナガガは偶然にも休みだったので、開始時刻になったらすぐ遊べるように待機していたのを覚えています。しかしやはりカードゲーマーたちの期待は高く、サーバーが圧迫されなかなかログインできない状況になっていました。ただアプリのトップ画面で流れる「Wake up」という曲がとてもいいので、このまま音楽流しとくだけでもいいんじゃないのかと思った記憶がります(笑)。
実際にゲームが始まってみるとやはり、面白かったです。特にはじめの方はみんなランクも近いのでカード資産のない中で作られたデッキどうしでの対戦もよくマッチアップしたので、純粋にカードゲームを楽しめていました!ちなみにスナガガは緑単ビックマナみたいなデッキを使っていました!マジックの延長線上として楽しんでいたのかもしれません。
また賛否両論ある点の、ランクマッチは対戦相手のAIと戦うというシステムについて、私は好きでした。まずAIと対戦なので途中中断が可能で、移動中などでも気軽にプレイできました。またこっちのAIは対戦相手と戦っているので、そのリプレイを見たりするのも好きでした。AIは何やってるんだ!?とか俺より頭いいんじゃないか?など感情が揺さぶられました。AIカードダスならではの楽しみ方かもしれませんね。
次第に起動回数が減っていく…
約一月ほど経つと起動回数がかなり減ってしまいした。一番の理由はランクマッチ以外やれることがないという物でした。MTGアリーナならリミテッドを遊んだり、毎週金曜日の変則ルールで対戦をしたりと毎日変化のある環境を楽しめていたのですが、ゼノンザードにはそれがあまりなかったという印象を受けます。おそらくAIが学習していく過程で、さまざまなフォーマットがあるとフォーマットごとにAIを学習させなくてはいけなく、技術的に難しいというものだったのかもしれません。またのちのちにリミテッドのようなフォーマットが出ているかもしれません。
またカードの入手方法も限られており無課金だと遊びずらかったというのもありますが、楽しかったなら課金しろよという話だと思います(笑)。
終わりに
スマホも変えてしまい、完全に離れてしまって一年半ほど。アニメを見たいなとおもい、ゼノンザードのつづきを見ようと検索したところ、このゲームのサービス終了を知りました。いずれまた遊ぼうかと思っていたのでとても残念でしたが、実はゼノンザードAIカードダス第1弾というナンバリングがされており、もしかすると第2弾のAIカードダスが出ることもあるかもしれません。もし次があるなお布施をしながら、AIカードダスというものの大成を応援したいなと思います。