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MTGでボルシャック・ドラゴンの思い出を作ろう。

  ボルシャック・ドラゴン。デュエルマスターズを代表するドラゴンの一体で、遊戯王の《青眼白龍》、ポケカの《リザードン》、MTGの《シヴ山のドラゴン》と並ぶぐらいにアイコニックなカードだ。そんな《ボルシャック・ドラゴン》がマジック:ザ・ギャザリングの新商品『Mystery Booster2』にて収録されるされるらしい。それがこちらのカードだ。

  なるほど。素晴らしいぐらいにデュエルマスターズ版《ボルシャック・ドラゴン》を再現している。Wブレイカーは二段攻撃として再現されて、相手のライフの半分以上を削るという意味では、Wブレイカーよりも優秀かもしれない。効果なんて言うのは、デュエルマスターズ版とほぼ変わらない。


  しかしそれ故に、やはりパッとしない。スナガガもかつて《ボルシャック・ドラゴン》を相棒にしていた一人だ。切り札勝負君さながら赤単速攻デッキのフィニッシャーとして使っていた。子供の頃は最高の切り札として信じていた《ボルシャック・ドラゴン》だが、大人になって思い返してみると、全く活躍した覚えがない。
  《ブレイズクロー》が序盤を支え、《 機神装甲ヴァルボーグ》がフィニッシャーとしてブイブイ言わせていた記憶しかないのだ。もともと《ボルシャック・ドラゴン》自体が速攻向けのデザインではないので、仕方ないと思う。

  それならばマジックの世界で思い出を作っていけば良いだ。30年の歴史を持つカードプールならばきっと《ボルシャック・ドラゴン》を最大限に活かせるカードがあるはずだ。例えば《始祖ドラゴンの末裔》を使ったEDHデッキならチャンスがあるかもしれない。

  《始祖ドラゴンの末裔》の効果で《ボルシャック・ドラゴン》を墓地に送り、《始祖ドラゴンの末裔》はそのコピーになってもらう。墓地には《ボルシャック・ドラゴン》があるのでパワーは最低でも7になる。他にあと四枚、赤のカードが有れば、二段攻撃で22点を叩き出せる。統率者ダメージでプレイヤー1人を敗北に追い込む事が出来るのだ。なにより《ボルシャック・ドラゴン》の効果を最大限に活かせているのが気持ちいい。

  とは言え、この《Bolshak Dragon》はジョークカードとして収録されるようで、公式の場では使うことができない。カジュアルな場でも事前に許可を取っておく必要があるだろう。対戦相手に《ボルシャック・ドラゴン》を突然出してビックリさせるということは難しいけど、身近な仲間との間で新しいボルシャックドラゴンの思い出を作っていくには良いカードだと思うスナガガでした!


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