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詩|めがね

ぼくのかけためがねの向こう側
きみがそっとたたずんで
ぼくがめがねをはずしたら
きみはぼんやりとした薄暗い人影
本当はまぼろしでかげろうで
めがねがきみの輪郭をつくっているのかも
そんな不安をかかえてはめがねをはずしても
きみがぼんやりしない距離まで近づいて
口づけをするのだ

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