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#自由詩

詩|夏の陽と恋

一日中夏の陽にさらされて 寝ようとベッドに横たわり 内側からまだ熱くなれと火照りが押し寄せ…

スナフ
4か月前
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詩|めがね

ぼくのかけためがねの向こう側 きみがそっとたたずんで ぼくがめがねをはずしたら きみはぼん…

スナフ
1年前
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詩|夜明け

夜明け前 ぼくはうすら寒い心の砂漠の真ん中で 君という太陽が上がるのを待っている やがて空…

スナフ
1年前
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詩|からっぽ

僕はからっぽだ なんにも伝えたいことがないくらいにからっぽだ 自慢できることも 誇らしいこ…

スナフ
1年前
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詩|白線の外側を歩いているようにいきている

毎日毎日命からがら生きている メンタルやられたその日を思って そうならないよに生きている …

スナフ
1年前
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詩|イライラはスポンジではなくタワシで

自分のイライラ まわりのイライラ ゴシゴシおとそうとしたときに スポンジだけはやめとこう お…

スナフ
2年前
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詩|星はみていた

星はみていた あなたが生まれるところ あなたが笑うところ あなたが泣くところ 星はみていた 木が芽吹くところ 木が生い茂るところ 木が切られ燃やされるところ 星はみていた 動物が食べるところ 動物が食べられるところ 動物が殺しあうところ 星は見ていた 山が火を吹くところ 水で満たされるところ 世界の明るいところ 世界の暗いところ 星はやがて 冷たく固く小さくなって 黒い穴に吸い込まれる または熱くほとばしるエナジイをもって強くはじけとぶ どちらになるかは星しだい それともあな