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人の居場所:公共図書館から考えてみた

どんな建築が好き?
と聞かれたら、「公共建築が好き」と答えることが多かった。その理由は、いろんな人が集い、交わる場所が魅力的に感じるから。

けど、最近よく考えたら、「人に居場所を提供をする建築」の方が正確だったかも。

それは、確かに公共建築に多く見受けられる性質かもしれないし、必ずしもそうでないかもしれない。

質問に答えるとき、私が実際イメージするのは武蔵野プレイス、太田市美術館・図書館やみんなの森ぎふメディアコスモス。

これらの建築は、人に何気ない居場所を提供していると思う。どんな人でも、老若男女、が気軽に、いられる場所

図書館が好きなのは、私が個人的に図書館が好きだから。けど、これらの建築は別に図書館に用がなくても行きたくなる場所だと思う。

良い公共図書館の魅力

図書館は、もちろん本を読んだり、調べ物したり、勉強するのに利用する。けど、その他にも、

目的はないけど、寄る
だらだらするために寄る
なんとなくふらっと寄る

そんなふわっとした居場所をそっとつくってくれる、それが私の思う良い公共図書館の魅力だ。

新しい図書館: 多機能・プログラムの融合

上に書いた私の思う図書館の魅力は、近年の図書館がどんどん変わりつつあることを物語っている。

図書館はもともと
本を探す、
調べ物をする、
本を借りる、
本を貸す
が主な利用方法だった。

しかし、最近の図書館はその他いろんなプログラムが融合されている。そもそも図書館の部分だけの図書館が少なくなっているかもしれない。

勉強スペース(自習室)
会議室
プレゼンテーションルーム(講義室)

ダンススタジオ
ホール

カフェ
美術館(展示スペース)
ショップ

というようなものがくっついていたり、完全に溶け合っていたり、フロアで分かれている場合もある。とにかく多様。

さきほど挙げた3つの図書スペースを含む建築が、図書スペースに用がない人も集まる場となっている理由の一つとして、この複数のプログラムの融合が考えられる。

様々なプログラムが融合することによって、より図書館へ行く人が増えたり、その施設がみんなの居場所になりやすくなった気がする。あと、もっと「みんな、何しているのかな〜」といった気持ちが利用者一人一人を刺激している感じがして、とても良い。

プログラムの選定や、その空間の配置、規模、運営のされ方など実現・成功までは長い道のりを経るようだけど、良い公共図書館はその街に大きな力を与えると思う。

まとまりがない投稿になってしまった、、、難しい。
色々書きながら頭を整理したいと思います、、、!


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