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童話に触れてきた私
私は読書があまり好きではない……
と自分で思っている。
だが、本を読まないかというと、
そうでもない。
心や精神についてや、
自分の興味のあるものが書かれてある本は、
本屋や図書館へ向かい本を探しに行く。
やはり本は好きなのか?
学ぶことが好きともいえるが、
知ることや深められることは楽しく、
ゲームで言えば、
攻略本を読んでいるような、そんな感覚かもしれない。
趣味であり、遊びだ!✨
遊びとは、感覚を楽しむものなのだろう♫
ではなぜ、私は本が嫌いと思っていたのだろう?
とりわけ、小説や物語を読むのが嫌い。
苦手さを持っている。
今でも、小説にはあまり興味がない。
いや、ほとんど興味が湧かない……
所詮作られた世界の話と感じているのだろうか?
内容が現実世界の内容に近いほど、そこに興味が湧きにくい。
身近に感じる世界は現実にいることの方が楽しい。
身近に感じる世界でも、
体験していないものに疑似体験を楽しめるのは、
素敵なことなのに……
確かに、恋愛モノなどは楽しい♫
私は、映画やドラマの方が入り込みやすい。
文字となると、なかなかそこには気持ちが向かない(笑)
自分にとって物語とは、
想像の世界でファンタジーだ。
現実には出逢えないようなものに惹かれ、
その擬似体験していくことが楽しい。
そこにワクワク感を感じる。
生活に近いものの物語であるならば、
誰かの体験の話の方が、とても興味のあるものとなる。
私の小説や物語の苦手さは、
どこからきているのだろうか?
小学校の勉強だろうか?
学校の国語の授業からだろうか?
「スイミー」は好きだったけど……
「ごんぎつね」「大造じいさんとガン」
「スーホの白い馬」なども記憶に残っている。
単に、難しい言葉や言葉の意味を知らなかったり、
ボキャブラリーが少なかった、ということからか?
確かに、言葉を知らな過ぎて、
意味もあまり分からなくて、
文字も小さくなっていくほどに、読むのが嫌になった。
長い文章を読むこともしんどかった。
小学校の頃は、
文字を追うことが好きでなかったかもしれない。
得意でもなかったかもしれない。
物語で言えば、伝記ものが好きで、
ヘレンケラーやベートベン、野口英世などは感銘を受けた。
その人物のあり方や姿勢など、
困難を持つことへ立ち向かう姿に人生の学び得て、
深く心に残ったことを覚えている。
そのような偉人の人たちの歴史から、
人生の学びを得た。
一人の一生、生涯や人生について、
そのようなものは、心惹かれた。
そういえば、
童話については、一通り触れてきている。
そして、とても好きだったことを思い出した。
幼少期の頃、家に童話全集のようなものがあった。
本は分厚く、朗読のテープがセットで何巻にもなっているもの。
図書館のようにズラッと家の本棚に揃えてあった。
アンデルセン童話からグリム童話、
日本童話とあらゆる童話がそこに揃っていた。
私たち姉妹は、よくそれを見て聞いて楽しんだ。
実は、母は、訪問販売に引っ掛かりやすく、
説明を聞いてしまうとお金など考えずに、
なんでも買ってしまうタイプなのだ。
他にも訪問販売で、
英語教材のセット「モクモク村のケンちゃん」や
子ども向けの教育絵本「チャイクロ」や学研の図鑑一式など、良いと思ったら、何でもすぐに買ってしまっていたようだ。
そこにはさすがの父も、母を叱り注意していた。
だが、
これらの教材たちは、娘たち(私と妹たち)から
とてもとても愛された✨✨
見て、聞きて、触って、何度も何度も楽しんだ💖
とても心に残る、思い出の教材✨
私たち姉妹の中で、これらは遊びの中にあった。
童話の全集の本は小さな文字で物語が書いてある。
小さな子どもには少々苦戦する。
だから、ほとんど文字で本は読んでいない。
朗読のテープの声を聞きながら、本で文字を追い、
絵を見ながら声に合わせて物語のページをめくる。
へぇ〜、そうなんだ〜、え〜、
こわ〜い、いいね〜など、感情を共有しながら、
わいわいきゃーきゃーと、物語を楽しんだ♪
ものすごい数の童話作品に触れた!
英語も知育教材も図鑑も何度も触れて楽しんだ♪
父に叱れている母を見て、姉妹も
教育熱心過ぎじゃない?!
こんなに買う?!揃え過ぎだよね(笑)
どこのお嬢だよ!
あれこれと面白おかしく母のことを言っていた。
でも、
こんなにいろいろあって贅沢だよね♪
勉強みたいなものになるけど、
意外と楽しくて、みんな好きだよね🎶
お父さん怒ってたけど、楽しいものばかりで
お母さんがちょっとぬけていてよかったよね(笑)
有り難いね!
と、なんだかんだ、姉妹はとても感謝していた✨
そんな頃の楽しい記憶が蘇った。
子どもの頃は、物語からさまざまなことを感じて、
考えを膨らませたり、想像してみたり、学んだり、
それが遊びで楽しかった。
そんな風に、子どもの頃から、
実は、物語には触れていたな!
物語を楽しでいた頃の記憶♫
中学になってからは、
文豪作家の作品が苦手だった。
どうにも話に入り込めず……
自分が幼かったのかな(笑)
その中で、唯一、私がワクワクして読んだ作品は、
芥川龍之介の本だった。
「杜子春」「羅生門」「蜘蛛の糸」
現実世界とは違う空間、心の底を描いているようにも感じた。
心の中のドロドロとするような部分というのだろうか、
そういう見たくないものを見ていくことにそそられた。
中学では、赤川次郎やアガサクリスティが流行ったが、
買ってみたものの、途中何度も止まり、なかなか進まなかった。
20代の頃は、多重人格の話や精神患者の話や
人間ドラマのようなものが好きだった。
映画で言えば、
「レインマン」「レナードの朝」
「フォレスト・ガンプ」
「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」など
本で言えば、
「ソフィーの世界」「アルジャーノンに花束を」
「13人のビリーミリガン」
そういうものに心惹かれた。
自分の身近にない世界のものに……
決して、物語が嫌いなわけではなさそうだ。
精神や心、そういうものを感じることや、
自分の世界と違うものが好きだったように思う。
私は自分の世界と同じものを好むのではなく、
自分と離れている世界に魅力を感じるのかもしれない。
幼い頃に楽しんだような
自分の知らない世界であったり、
人間や人の心の動きが好きだ。
その、見えない世界が、
私にとって、とても興味深い世界なのだろう✨
文豪作家や小説にあまり興味は湧かないけれど、
童話に触れてきたことは
私の中で、とても大きな土台となっているに違いない。
時代が豊かになり、
刺激の多いものがたくさんある世の中で、
影薄くなってしまうものたちがある。
けれども、変わらずに、残され、
語り継がれているものというのは、
やはり素晴らしい何かがある。
消えることのない
意味ある価値あるもののように感じる✨
国語はあまり得意ではない。
本を読むことも苦手と感じている。
でも、童話に触れ、
心惹かれた世界を辿ってきた。
文学を通して、人生のヒントを学んだ。
私の土壌は、
子ども時代の経験からできているように思う✨
〜思いつらつら〜
雨の休日……
・・お読みいただきありがとうございます・・
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