コロナワクチン接種 No.4
今日は、コロナワクチン接種後の副症状について、語ろうと思う。
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私は気管支喘息を持っており、時に発作が激しくなる。
リモートワークになる前、コロナ禍が始まった頃、咳をする人は電車に乗って居られなかった。同乗者の睨む顔つきが怖いので、電車の中で発作が出たら、電車を降りて、落ち着くまで待ったり、或る程度収まるまで我慢して、仕事にそのまま出勤し、午前中ずっと仕事出来なかったりする事も、よくあったものだ。
当時、同職にあった好き彼が私の班をリードしていた際には、自らも喘息だったので喘鳴の苦しみを理解してくれていたのか、私の発作時には、さり気なくカバーがあったので、大変助かったものだ。
リモートワークになって以降、発作が発生しても、自宅だったので、発作用の吸入気を遣えばいいし動く必要なく、問題はさしてなかった。今後の仕事は通勤が関係するので、早く就寝・早く起床で頑張らねば💦と思っているところ。
さて、コロナと言えば、コロナワクチン接種。私は気管支喘息持ちで基礎疾患者の為、ワクチン接種は優先される。早速4回目の接種についてお誘いの手紙が来た。私には喘息やアレルギーを対応する主治医の為、そこで4回とも注射してもらっている。順にワクチンは、①ファイザー、②ファイザー、③モデルナ、④モデルナである。
副症状は、接種局所、つまり筋肉注射された上腕の筋肉部分痛が主であとは頭痛程度だった。が、どちらかと言うと、ファイザーの副症状が楽だったのを考えて、モデルナでも大丈夫だろうと油断していたが、3回目のモデルナで非常に痛い目に遭った。が、それでも、今回程、酷い目には遭わなかった。
3回目の副症状は土曜午後に接種実施、日曜の朝から発症。とんでもない頭痛とふらつき、微熱。37℃程度だ。朝、ずっと眠り、日曜午後2時過ぎ(接種後24時間)を経過した頃には、何となく八割がた、治っていた。
が、4回目の副症状は謂わば、2日も懸かった。翌日じゃ終わらなかった。
酷い目に遭った。
前夜に副症状が開始する事を理解していて、早めに就寝したにもかかわらず、翌朝、トンでもない頭痛と、「立ち上がる事が出来ない程の高熱」。こんな事は、普段丈夫な私にはあり得ない事だった。接種翌日の午前には喘息の喘鳴まで出てきたので薬を呑んで吸入。これで咳き込みは止んだ。いわゆる翌副症状に言われる、「37℃程度の微熱」ではなく、測るまでもなく40度近い高熱が出ている事を自分の身体で意識出来た。
早朝から体温を測って38.5℃と確認後、一時間経たない内に39℃になった。力が抜けた。解熱鎮痛剤と咳止めを普通量呑んで、さらに午後にかけて40℃近くなった時には、此処で一人で死んでいくのかと感じる程、不安になった。さらに解熱鎮痛剤を量を増やして呑んで、う~ん、う~んと唸って眠っていたらしい。
普段なら悪戯気質のにゃんこが横に来て、深刻な顔で私の頬を舐めて心配そうに眺めていた。
「ごめんね、シル君。マミィね、病気だよ。起きれないの。トイレ行くときに絶対用意するから、お水はあるよね?ちょっと待っててね」
と言ったきり、暫く寝ていた。
約束通り、1~2時間でトイレに行くついでに猫にフレッシュな水と餌をやり、またまたう~ん、う~んと私は魘(うな)されながら眠り続けた。薬を呑んで寝ているのに頭痛が頭から消えなかった。横を向けば注射した場所が痛い。悪魔に弄ばれているみたいに動けない。孤独死したくない、と思いながら、私はただ汗をびっしょり掻きながら、寝ていた。病気になると優しかった亡母を思い出して、世話を焼いてもらう夢を見たりした。
午後になっても回復が全く感じられなく、コロナになっちゃったかしら、
どうしよう、
と老猫と一緒に一人ぼっちで住んでいるから、とにかく不安だった。
自分が孤独死した時に、SNSで私が死亡した通知を出す人を友人の中から選んであったりする程、私は一人なんだ。
だから、毎日運動しているし、教会に所属して友達がたくさんいるし、動物を飼っているし、近所の人にも挨拶している。いつ何時、身体に異常が発生して何処かで独り寂しく死ぬかわからん。
孤独死への恐怖におののきながら、時間の経過を待った。今までの経験で、24時間経過すれば嘘の様に気分が好くなる筈だった。
いやぁ、今回は違った。
4回目の接種を火曜の午後2時に実施したが、昨日の午後2時になっても微熱が取れなかった。でも、確かに接種後24時間すると、少し楽になった。頭痛はあったけれど、薬を呑めば何とか大丈夫になった。微熱37.7℃前後、暫くして、夜の9時あたりにやっと37.3℃くらいに落ちた。
上腕の腫れもしびれも少なくなり、痛みも無くなった。
24時間過ぎても微熱が続くので、不安になり、自分の所属しているクリスチャン教会の牧師にSNSでワケを離して、祈りを依頼した。
牧師もこれを読んで、心配したらしく、
「大丈夫か。祈ってあげるけれど、とにかく、よく水を呑むようにね。
そして、休んでいなさい」。
他のミニストリーの人達にもSNSで祈りを依頼、そしたら
「水をよく呑んだ方がいいよ」
というじゃん。(⌒⌒;)
微熱が出てるのは脱水しているからじゃないんだけど。
でも、この水分のおかげで助かったのだろう。今までで一番よく水を呑んでいた。
SNSが自由にできる程、楽になってきたが微熱が下がらないので、ほかの教会の友達にも副症状で苦しい事を話したら、少し、気分的に楽になった。
皆が👍マークをくれて、いつも通り、祈りをしてくれたか、その夜はよく眠れた。
考えると、その日は一日何も食べず、水(電解質)ばかり、6~7ボトル呑んでいた。トイレにはよく行ったし、水分は取れていた。が、クッキングなどは出来なかった。立って何かをすると言う事は、接種後翌日にはできなかった。とにかく、何も出来なかった。
猫は、朝方戻したりしていたが、冷や汗を掻きながら粗相を掃除するのが遅くなる程、マミィが病気と見て分かったら、突然いい子になった。突然、ウンチもきちんとしてくれて(この位いつも気を引き締めてほしいなぁ)、心配懸けない様にしてくれた。
カワイイ子だなぁ、と思うのは、猫なりに心配はしていた模様で、私の傍から片時も離れなかった。いつも元気なマミィが唸って眠ってるから、勿論不安だったのだろう。
翌朝の5時半に目が覚めて、起き上がって、熱を測った。平熱だった。
ホッとしつつ、手足に痺れなく、自然に半身起きていられる事を意識した。キチンと半身、寝床から起き上がる事も、キチンと体力が必要なのね、と思い知った。
接種後翌日は出来なかった。物凄く疲れていた。解熱鎮痛剤と水を沢山呑んで、暫くぐっすり、またまた眠ってしまった。
今回のワクチン接種後の副症状は、超疲れた。
この二日間でどのくらい長く眠ったか分からないのに、まだ眠っていた。
頭痛と肩痛で眠りのクオリティが悪かったのだろう。
次回、ワクチン接種がまたある場合は、他の人にモデルナでどうなったか訊いてからにしようかな、と考えたり。とにかく、酷い目に遭った。