#とは 現象
「すきなもの」に徒然となぐり描きをしてもいいなんて、
なんて素敵な企画「#とは」。
あたしが愛でるのは「にほんんご」。
いつにも増して、あたしはあたし専用の比喩をつかいたい。
noteのクリエイターさんは
気がついてるかたも多いと思うのだけど、
「にほんご」ってほんとに美しいの。
げんごなのに、designできたりするところが、さらにすき。
「あお」
だけでもたくさん表現できる。
あお、アオ、青、蒼、藍、碧
みえてくる情景は、
ほんのわずかなあたしの采配で大きく変動する。
ひとの心境を表現するのに「あお」をつかう。
「おあ」をつかっているのに、直接は文面に描き込まない。
「今日は、なんだかブルーな気分。」
と表現すると悲しくなるのに、
「今日は、くもひとつない気分。」
すると、明るい印象になる。
にほんごはひとつのアートだと感じてる。
noteのクリエイターさんはそのつかいかたを
それはもう、
「て」にもつかうし、もちろん「あし」にもするし、
ちゃんと「め」しちゃったり、「は」っぽくしてたりもするから、
さいごになんだかいつもほっこりしちゃう。
wordでこの文章を打ち込むと
きっと赤い波線いっぱいひかれちゃうんだろうな。
むかし、大学でにほんごの勉強してたときに
印象にのこってるフレーズがあるのだけれど、きいてくれる?
「まゆがすこしかゆかった。」
的な、萬葉集のフレーズ。
ちょっと間違ってたらごめんなさい。10年くらい前の話なので。
=「だからあなたにあえるのね」
的な意味合いになるらしいの。
どこにも、なににも重なってないその表現のもうひとつ奥に、
表現しきれないなにかがあるのはまちがいなくて、
あたしはいつも、そんな文章に恋しちゃってる。
これが「#とは現象」なのねキーボードがとまらないわ。