【恐怖の独占欲】穂乃果ちゃんを奪う奴は絶対に許さない【小学生女子の狂った嫉妬心】②
現在中1女子、小夏の母です。
小夏は小4〜イジメにあい不登校になり、いまも戦い続けています。
これはそんな小夏と私の親子の記録です。
いじめの始まりから淡々と何が起きたのかを書いていきます。
読んでいただいた皆さまの何かの参考になれば幸いです。
小夏・穂乃果ちゃん・絢音ちゃん・沙羅ちゃんの4人の関係がだんだん歪なものになってから数ヶ月が経ちました。
不穏な空気は漂っていましたが、絢音ちゃんの機嫌がいいときはこれまで通りとても楽しく遊んでいたので小夏も私も特にこちらから何かを変えようとはせずに変わらずに過ごしていました。
そんなある日、担任から絢音ちゃんを除いた3人が呼び出しを受けました。
「誕生日事件」で私たち親子をモヤつかせていたあの担任です。
「絢音ちゃんが3人から無視されたり避けられたりしてるって言ってる。仲間外れはやめなさい」
これが担任の主張でした。
幼い3人には絢音ちゃんの言い分を否定して自分たちの今の状況を正しく説明する能力がなかったようで、担任の中の「3人が絢音ちゃんを仲間外れにしている」という構図を覆すことができなかったようです。
この件をきっかけに、4人の関係はますます歪んでいったような気がします。
お姉さん的な存在ではあるものの、揉め事が苦手で気の小さい穂乃果ちゃんは4人でいても絢音ちゃんの機嫌が悪くならないかとビクビクと怯えるようになりました。
沙羅ちゃんは「くだらない」といった感じでこのグループから少しずつ距離を置いたかと思うと、ダンススクールを辞め学校へもだんだん来なくなりとうとう本格的に不登校になってしまいました。
小夏は穂乃果ちゃんと仲良くすると絢音ちゃんに妬まれるので、絢音ちゃんに隠れて見えないところでコソコソと穂乃果ちゃんと遊ぶようになっていきました。
つづく
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