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読書量がぐんと上がった私の読書術

ここ1年で私の読書量は倍ぐらいになった。

何を変えたかと言うと「自分の生活に溶け込ませる工夫をした」「読書を始めるまでのハードルを徹底的に下げた」の2点である。

その結果、私は現在、生活の場面に応じて4つの形で読書をしている。

電車とお風呂ではKindleで

まず、 基本はKindleで読むようにした。
今までは紙派だったが、バッグに収まらない本も多かったので思い切ってKindleに変えた。
すると、軽く小さくなっただけで出かけるときは常に持ち運ぶようになった。

やはり新しい習慣を手に入れたいときは、ハードルをとにかく低くすることが大事だ

ちなみに私が購入したKindleは6インチで、かなりミニサイズ。
仕事に持って行くMOTHERHOUSEのバッグのミニポーチに余裕で入る。

Kindleでの読書をするのは基本電車とお風呂。

充電がかなり持つので、出先で充電が切たということは今までない。(読書機会の損失0)

スマホでもKindleは読めるが通知が来るたびに集中力が切れたので良くなかったので、タブレットのKindleを私はオススメする。

Kindleは取りやすいように外にポーチが付いているバッグをチョイス。
徹底的に読書を始めるまでのハードルを下げるのがポイント。


お散歩中はAudibleで

散歩をするときや、移動で10~20分歩くときは、Audibleを使って耳で聴いて読書している。

私の認知特性的に音での情報収集は得意ではないそうだが、本を聴きながら歩くと時間が速く過ぎて行く気がする。

ハイライトができなかったり、図表が出てきたらスマホを開いて確認しないといけないのが少しネックだが、聴く本を選べばそこまで気にならない。

休みの日に河川敷を1時間ぐらい歩きながら本を聴くとなんだかとても楽しい。

トイレの中ではBIGISSUEを

トイレには私が唯一欠かさず買っている雑誌BIGISSUEを買って置いている。
それをトイレに行く度に少しずつ読む。

習慣化するには「目に見えるところに置く」というのもかなり重要だそうだ。

本棚にあるとわざわざ取り出しては読まないが、目の前にぽっと置いてあるとふと手に取りたくなってしまう。

夫もときどきトイレで読んでいるそう。


ちなみに、BIGISSUEはホームレス支援のための2週間に1度発行されている雑誌である。

450円の雑誌で、そのうち230円がホームレスの方の収入になる。

大学生のときホームレスの方をサポートできるという理由で買い始めたが、今は取り上げられている記事が面白いので買っている。

私が普段生活していて出会わない情報に、BISISSUEでは出会うことができる。

是非一度読んでみて欲しい。

寝る前は短編小説を

寝る前にベッドでは、短編小説を読んでいる。
これは紙の本で読んでいる。

毎晩5~15分だろうか。

読書灯だけを付けて、物語を少しだけ読み進める。

私はこの時間が本当に好きで、幸せを感じる。

ちなみに、おすすめのベッドタイムブックは吉田篤弘さんの短編集だ。

優しいお話が多いので、穏やかな気持ちで寝ることができるのだ。


こんな感じで、私は生活の場面に応じて「4つの形」で本を読んでいる。

かつては1冊の本をあちこちに持ち運んで読んでいたが、やはり不便だったり、難しい本だとぴたっと読まなくなってしまったりしていた。

しかし今では、電車に乗ると、散歩を始めると、トイレに行くと、お風呂に入ると、ベッドに入ると何も考えずに読書が始まる。

そして知らぬ間に読書量が増えた。

是非、生活に読書を溶け込ませる工夫をすることで、読書をより楽しんでほしい。


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