本人著「こうしておれは父になる(のか)」を読んで思うこと
著者の本人さんを知ったのは、長渕剛の富士山麓での10万人オールナイトライブのtweetを見た時。
独特な語り口調がとても面白い人だなと(笑
その後もフジロックや様々なロックフェス現場、ライブ現場でのレポ、日常の呟き等々、本人さん独特の語り口調で語られる内容に思わず大笑いしたり、クスクスと笑ったり。
そんな本人さんが男性と知ったのは、彼女と阿波踊りしにいったのと、同時にその彼女が妊娠していて、わお!みたいなtweetから。
その後、暫くしてcakesで妊娠エッセイが始まり、ずっと読んでいました。
その記事に出産後の子育てエッセイが加わったのが、この本。
「こうしておれは父になる(のか)」
amazonのレビューには、読みにくいとの感想が書かれてますが、サブカル、フジロック等のロックフェスに、音楽アーティストの知識が無い人には、この本の面白さは伝わらないのかなと思ったり。
出産をリリースと言ったり、家族をユニットと言ったり、かなり独特で判る人には判る、言い回しが満載のこの本。
子供はいないけれど、何故かとても共感してしまったのは、やはり身近な音楽知識があちこちにちりばめられた、妊娠・出産・子育てエッセイだからかも。
それと、奥様への好き好き大好き超愛してる感が、とても伝わってきて、ほっこりする。
仕事に、出産に、育児にと、男女間にある身体的な違いからくる溝、中々上手くいかない時の夫婦間のぶつかり合いと、その後の仲直り。
取り繕う事せず、ありのままを、そして素直な感情の表現の仕方が、とても好きです。
先日、instagramを見たら、第二子が生まれてました。
本人さんの
・誰も経験した事のない夏になる、絶対に勝ちたいな
・最高の夏にしような
の言葉が、とても好きです。
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