![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18688790/rectangle_large_type_2_55a89d3c2ebe00653cce9548aeabcf2c.jpeg?width=1200)
酒井順子著「子の無い人生」を読んで思うこと
Oliveでマーガレット酒井のペンネームでエッセイを書いてる頃から、酒井順子の文章は好きで読んでます。
酒井さんの本は、いつも良く人を観察しているな〜って思うんですよね。
そして、斜めから見ているような視点も好き。
「負け犬の遠吠え」では既婚と未婚がテーマでしたが、「子の無い人生」では子持ちと子無しがテーマとして、沖縄の相続事情「トートーメー」の事や、不妊治療や少子化問題を語っていく。
負け犬の遠吠えの時も感じたけど、下手したら子持ちと子無しを分断しかねないテーマでありながら、誰を傷付ける事なく、この重いテーマを軽快に語れるのは、彼女にしか出来ないと思うわ。
子無しとしても、色々と考える本でした。