拝啓、モテなかった僕へ:②


はじめまして、とももといいます。

  このnoteを開いてくれてありがとう。はじめまして、とももといいます。
このnoteは今までモテなかった自分がいかにしてモテるようになったか。
そして、そのために何を考えて、何をやってきたかをまとめたものです。
もちろん事実に基づいてちょっと盛りつつも書いていくので
今、モテなくて困ってたり、モテたい!って周囲に言えない
むっつりスケベの自覚がある人はぜひ参考にしてほしいなって思ってます。
ちなみにとももは高校時代に話したこともない強そうなギャルが履いていた
ピンクのレオパード柄のパンツを見た瞬間が青春(性春)の始まりでした。
まったく、性のヨロコビを知りやがって。
もうわかったと思いますが、さっきの「むっつりスケベの自覚がある人」は
そう。過去のともものことです。
だからこの本はこんなやつが同じ世の中にいたんだなと
まるで綾小路きみまろの漫談を聞いているつもりで読んでほしいんです。
そしてたまに使えそうなところは使ってほしいです。
 
 だからプロローグにはいわゆる恋愛バイブルみたいなことを書いてましたが、この本はバイブルであり、黒歴史解説であり、モテをテーマにしたとももの伝記でもあり、過去の頑張ってきた自分へのご褒美でもあるわけです。ぜひ最後までお付き合いください。

おまえは今まで食った異性の枚数をおぼえているのか?

 さて、過去の話をする前に現在の話をしましょう。実際に現在値を話した方がわかりやすいと思うので。じゃあ、「かっこいい」とか「やさしい」とか、すごく定性的な指標で述べたくなる「モテ」度をどうやって示せば
みんなにわかりやすいでしょうか。答えは簡単です。
2024年現在、とももは、経験回数2000回超え(推定)です。
 ‥‥今、「お前1回1回数えててキモ!」って思いましたか。大丈夫、数えてはいません。いわゆる「おまえは今まで食った異性の人数をおぼえているのか?」です。異性の人数と書いてパンの枚数と読んでください。
とももは過去に友人から業務用コンドーム1,000個を2回もらったことがあります。(参考までに下にURLを貼っておきます。)
144個入りを7箱、2回です。もらったときはマジでラブホテルでも経営しようかなと思いました。それを10年くらいで全て使い切っています。
(ゴムにも消費期限があるんだぞ、ということを最近までマジで知りませんでした。ごめんなさい)
ゆえにとももの経験回数は2000回超えです。UU数はわかりません。
ぜひこれを読んでいる皆さんの回数と比べてみてください。
正直、「すげー!」って思った人がいたら今のうちに考えを改めてください。
雑多に積みあがった2000回よりも、純愛の1回の方がずっと価値は高いです
これはマジです。

砂時計型の階級社会

 では、とももはギャルのピンクレオパード柄を目に焼き付けたぐらいから
モテモテだったのでしょうか。事実、そうではありません。
プロローグでも少し触れましたが、とももの、いやともくんだった暗黒の高校時代について少しお話させてください。

 高校時代。ともくんは家から少し離れた私立高校に入学します。理由はもちろん小学校1年生から続けていたサッカーをもっともっと上手くなりたいから。その学校は過去に全国大会に出たことがある、いわゆる古豪でした。
ともくんはサッカーは好きでしたが、そこまで上手ではなく、強い環境で揉まれればもっともっと上手くなれるだろうという我ながら素晴らしい考えのもと、その学校に飛び込んだわけです。中学時代、勉強に関しては文字通り「神童」だったともくんは受験に関しては特に問題なく、
思い通りの学校に入学することができ、念願だったサッカー部にも無事入部することができました。ここまでは前提です。
 厳しい練習や環境に関してはここで触れる必要はないでしょう。強豪校にふさわしいマンガのような環境でした。
しかし、サッカー部の入部から数日経ち、あることに気づきます。
あ、自分は陽キャグループにいる。と。

 皆さんはいわゆるスクールカーストという言葉をご存知ですよね。古くはインドの階級制度カースト制度からこの言葉は取られていますが、学生のクラスでのヒエラルキーを見事に表した言葉であると思います。
このスクールカーストを皆さんは図で表すとしたらどのように図解しますか?きっと下の図のようになっているのではないかと思います。

狄の用務員 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=115720716による

この図はウィキペディアから持ってきたものですが、まさにこの通り。
スクールカーストは三角形で表現されます。ともくんのクラスでは、特にサッカー部、野球部あたりは黙っていても「陽キャ」という扱いがされていました。
「なぁんだ、高校から陽キャだった自慢じゃん!」と寺田心くんがでてきそうなテンションでブラウザバックを押そうとしたそこのあなた。もうちょっとだけ我慢してください。今説明します。
 
 では、ともくんは陽キャだったのか。残念ながらそんなことはありませんでした。いや、そうだったんですが、そうではなかったと思ってます。ややこしいですね。
その理由なんですが、
昼食も日常生活もサッカー部とつるんで過ごしていたともくんは
次第に「いじられキャラ」としてのキャラクターが定着し始めたわけです。
初めはようやく馴染めて嬉しいな。仲良くなって友達ができたな。と感じていたともくんはその違和感に少しずつ気づき始めます。
その気づきとは、言葉には見えない「いじり」と「いじめ」のちょうど中間にある「悪意のあるいじり」の存在です。
 
 その当時、ともくんはその違和感を言語化できませんでした。
一体このモヤモヤした気持ちは何なんだろうと漠然と考えます。しかしただの15歳だったともくんはその存在に気付くことができず、そのキャラクターが時間とともに定着していきます。
時間とともに定着したキャラクターは、受取拒否はできません。
なぜならそれを受け入れないことで「学校生活での孤独」へつながるからです。この「孤独」への恐怖は大変恐ろしく感じ、残念ながら15歳には跳ね除けることができるものではありませんでした。
そう「陽キャ集団で与えられたキャラクター」はまるで無理にはがそうとするとより傷口が拡大するカサブタのように、学校生活での役割となっていったのです。

 話を戻しましょう。それではもう一度質問します。ここまでの情報を元にカースト制度はどのような形をしていると思いますか?
とももは下記のように考えます。

砂時計型のスクールカースト(ともも理論です)

 そう、砂時計型です。まさに砂時計型の階級社会。コナンの映画みたい。
ここで記載している小さく真ん中に書かれている「道化師(ピエロ)」が
まさにともくんの立場でした。陽キャグループからはキャラクターゆえの「いじり」の役割を求められ、陰キャグループからは「陽キャだから…」というコミュニケーションの壁を感じ仲良くなれない。まさにどっちつかずの状況に陥っていたわけですね。皆さんの頭で「あ、あいつみたいな感じかな?」という人物は浮かびましたか?
もちろん、今思えばともくんに足りないところはたくさんありました。
自分から主張せず、友達を作ろうとしないコミュニケーション力と行動力の不足。「孤独」に怯えるのではなく、強気で自分の人生を切り開く意思の不足。…人によってはいくらでもあげられますね。
しかしその当時の15歳のともくん。まだ何者でもなかった彼を今は論破せずに静かに許してあげてほしいです。

キミは踊り狂って死ぬ

 上記のような高校時代を3年間、訳の分からなくなりながらも走り抜けたともくん。まさにそれは踊り狂って死ぬ直前まで走りつづけたわけです。
そして大学へ進学し、運命の日をむかえます。
「ともも」が生まれる19歳の2か月目がやってくるわけです。
それはまさにインディペンデンスデイ。宇宙からの侵略者の襲撃から地球を守るためにともくんは犠牲となり、同じ姿かたちのとももが生まれた瞬間でした。

 現在のネット社会で3年間所属し続けた集団を全て拒否することは先ほど書いたように「孤独」を生む行動でもありました。
だっていきなり、グループLINEを退会するわ、LINE端からブロックするわで、大学ですれ違ってもガン無視ですよ。
さすがに頭がおかしいとしか思えません自分でも思います。
しかし、結果的にともくん、ではなくとももは
「孤独?そんなもん自分で友達つくりゃいいだろ」というとんでもない
強メンタルを発揮します。というかマジでそう思ってました。
そこからとももとしての人生が始まり、良いことも悪いこともありながら
現在をむかえたわけです。

 さあ、強メンタルのとももはついに「モテ」への
大海原へと舵をきります。次回以降はとももがやったこと1つ1つにフォーカスを当てていこうと思います。ヨーソロー!世はまさに大公開時代!
なんでも見せちゃう時代に進みましょう。



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