朝活をやめることにした
二度寝をガマンする生活を、一週間少々続けてみた。
朝活がんばると午前中にヘトヘトになってしまう。
かと言って、ただボーッとしてると結局眠くなる。
夜は遅いから睡眠時間が足りなくなる。
昼寝から目覚められず、ひどくダルい。
体力も気力も少なめの私、
目標も目的も持たない私に、
朝活は必要なさそうだ。
寝れる時は寝れるだけ寝て、人生は潜在意識におまかせしよう。
ところで朝活の恩恵…でもないが、銀杏を拾った件。
とにかく処理が大変だった。
臭すぎた。
市販されている銀杏より、ずいぶん小さく感じた。
種類が違うのか、育ちなのか。
数日、天日干しして、割れ目を入れて、フライパンで煎って食べた。
ちゃんと銀杏の味!
手間がかかった分、
小粒だけど、おいしかった。
…ひとつ気になったこと。
旦那が、銀杏を食べるとき、殻を先に全部取ったのだ。
なんでもそうだ。
落花生も、まず殻から全部出す。
甘栗もしかり。
煮魚をすれば、先に骨を全部取る。
その間に他の料理は冷めてしまう。
煎りたての、熱々の銀杏も冷めてしまうのに。
『俺には俺のやり方とペースがあるから、ほっといてくれ。』
だから、いつも黙っている。
旦那は好きなものを最後に食べるタイプなのだ。
対して、私は好きなものを最初に食べる。
何でも一番おいしいタイミングで食べたい。
そんな旦那は当然、
居酒屋の「焼き鳥の盛り合わせ」を串から全部外すタイプ。
旦那だけでなく、結構いる。
昔からの飲み仲間の野郎にも数人いる。
せっかく刺さっているものを、わざわざ外す必要ないのにな、それぞれ好きな串を食べればいいのにな、と思うけれど、
【食べやすいように】との配慮なのだ。
優しさなのだ。
盛り合わせなのだから。
みんなが少しずつ味わえるようにしてくれているのだ。
もちろん、私は黙っている。
別にどうでもいいし、どっちでもいいから。
こだわりのある人、やりたいようにやりたい人に、やらせてあげればいいから。
それに、何度となくバラバラにされた「焼き鳥の盛り合わせ」を見てきて思う。
「焼き鳥の盛り合わせ」は、8割方バラバラになる運命なのだと。
バラバラにされ、どこの部位が不明になり、結局何をどれだけ食べればいいのか分からず、(まあ食べたい人が食べるでしょ)ってみんなが思い、そのうち冷めて固くなり、まるで残り物の肉片のようについばまれる、そんな運命なのだ。
ところで、焼き鳥の盛り合わせをバラバラにする人には、共通する性質があるように思う。
ごく身近の、ごく限られた人数での統計なのだが、
・仕事がデキる
・レスポンスが早い
・自分のやり方が正しい
・他人に厳しい
・過去にこだわる
・実はコンプレックスが強い
(以上、偏見につき。)