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カラオケ行こ! 映画感想 ありえない設定を楽しも!

合唱部部長の聡実は変声期になりソプラノの声が出せないことに悩んでいた
たまたま合唱コンクールに来た狂児が聡実にカラオケ行こと誘う
狂児は組長のカラオケ大会で最下位になると趣味じゃない刺青を入れられることを恐れていた
聡実に歌を教えてほしいと乞う

中学生に893がカラオケに行こうと誘うのもファンタジーだし、893がカラオケ大会で罰ゲーム刺青とかもファンタジー

これリアルじゃないから!という設定を押し出したうえで楽しむのが正解

歌が下手過ぎて絶望しているおじさん達が面白い

その対比としてソプラノ声を失いつつある聡実の悩みをしっかりと描き、迷惑だった狂児との時間が大切なものとして変化していく様子が細やかなのが好印象

あり得ないと思いながらもしっかりと楽しめた
ラストは感動していたよ 良作

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