ヴィジット 映画感想 祖父母の家はドキドキがいっぱい
シングルマザーの母が恋人と旅行にために、祖父母に預けられる姉ベッカと弟のタイラー
母は駆け落ちしたときに祖父母と絶縁していた為に、今回が初顔合わせになる
母は旅行へ、姉弟だけで祖父母の家へと行く
歓迎されるが夜の9時半を過ぎたら部屋から出るのは禁止という約束をさせられる
その夜、約束を破ったベッカは様子のおかしい祖母を見てしまう
最初から最後までドキドキさせられた映画だった
まず祖母は痴呆っぽい様子がうかがえる
夜だけじゃなく昼も変な行動をしている
しかし言動がまともな時もある
祖父は祖父でおむつをしていて、それを倉庫にためこんでいる
それを祖母は誰かに指摘されたくない、矜持なのよと言う
痴呆なんだから、プライドがあるから、そういわれるともうそれ以上踏み込み辛い
老人なのだから優しくするのは当然みたいな常識から、身動きが取れなくなるホラー作品
姉と弟は子供ゆえに、また土地勘もないので相談できる大人がいない
母親とは連絡を取り合っていたがパソコンの画面がハプニングで映らなくなり、この状況が伝わり辛い
もどかしいなと思いながら観ていると、それだけで終わらないのがシャラマン監督
こういうオチかと驚かされた
潔癖症じゃなくても辛いよ わかっていてやっているからたちが悪い
予想外に面白怖かった