清里高原殺人別荘 梶龍雄 読書感想
清里の別荘に忍び込んだ男女5人
誰もいないと思っていた別荘に何故か女性がいた
この別荘の持ち主の姉の秋江と名乗る
5人は用が済めば出て行くというが、なかなか進展しない事態に苛立ちはじめる
その間に仲間の一人が刺殺死体として発見される
龍神池の小さな死体が面白かったので。
雪の別荘を舞台としたミステリー サスペンスの方がぴったりか
崩壊していく人間関係
どんどん増えていく犠牲者
怪しげな先客
最後に本書は1988年に刊行
スマホとかは出て来ない時代の設定なのだけれど、それ以外では文学作品のように読みやすい
雪の表現が美しく、連続殺人が起こっているけれど凄惨さを感じない
舞台劇を観ているような感覚で読める
実写化こないかな