久し振りに羊たちの沈黙を観る

バッファロー・ビルという被害者の顏の皮を剥ぐ事件が起こる
ＦＢＩは候補生のクラリスに囚人ハンニバル・レクターから助言を得るように面会の手続きをする
クラリスのことを話すという条件でレクターも会話を始める

口元に蛾がいるポスター　有名な画像で観たらあの作品かとハッキリとわかる
そしてこの作品に欠かせないアンソニー・ホプキンス氏の圧倒的な存在感
ハンニバル・レクターという知能の高い、それでいてどこか上品な雰囲気を持つ猟奇殺人犯（人を食べる）
このキャラクターは強烈に覚えている
このレクター博士の存在感で、事件の解決云々がどうだったか記憶が薄れたのかもしれない
ほぼ主役だからか、バッファロー・ビルの犯人よりもじっくり丁寧に描かれているし、賞を取るのも納得
とにかくレクター博士を観てほしい

しかし続編のハンニバルは内容を覚えているけれど、羊たちの沈黙ってどんなんだっけ？と記憶が薄れていた
ＦＢＩのクラリスとの初対面となる事件というのはなんとなくわかるけど、起きている事件はすっかり忘れていて、こんなのだったかと改めて驚いている
バッファロー・ビルは単体ならインパクトある事件なのに、レクター博士に完全に食われている
しかし今観るとちゃんと怖いし、やっていること猟奇だし、忘れちゃいけない存在だな

エンドロール付近はすっかり忘れていた
なんでそこ、と思ったら追っていたのか　きっと助からない

今、観ても新しい気付きがあって魅せられた