スオミの話をしよう 映画感想 長澤まさみさんを存分に撮った作品
詩人・寒川の妻スオミがふらっと出掛けたまま帰って来ない
誘拐ではないかと疑う寒川を担当している乙骨が警察に届けようとするのを寒川が止める。大事にしたくない。
スオミの前夫の警官の草野にこの件を打ち明ける。スオミの話をしている内に、二人に食い違いがあると気付く
それを切っ掛けにスオミの前夫達が集合する
スオミの印象はそれぞれによって違う
一体スオミはどんな女性なのか?
長澤まさみさんを撮りたいんだ、その為の作品という印象
ストーリーもわかりやすいし、真相もきっと全員わかると思う
長澤まさみさんが色んな姿を見せるのを楽しんで下さいと受け取るのが正解なんだろうな
スオミはそれぞれ望んだ姿を即座に演じる
一番適正だったのは女優という職業だったと思う
そこに気付いたらあっという間に目標に届くはず
元夫達のコミカルなやり取りはみんなスオミの一番でいたいんだなあと微笑ましく見えた
立場が違えど、俺がスオミの一番をやりたいんだな
全員同じで笑ってしまう
ネタバレ注意
寒川は自分のことだけしか考えてなかったから、スオミにとって予想出来ないあれをやったのか
離婚して金持ちであるのをばらすといって慰謝料もらえばいくらかもらえたんじゃないかな
それ以上を取ろうとしたら、金に執着している寒川が上をいったと
折角スオミが自分で歩もうとしているラストだったのに、最後の意味深な挿入でまた同じようなことしそうなシーン、あれはいらなかったというのが個人の感想
それよりもアザミと事業起こして楽しくやっているところが見たかったな
アザミはソウルメイト、ってだけでスオミにずっと付き合っているの?
そこもふわっとしていた
コメディだから色々突っ込んだらダメなんだろうな
元夫達があの後、友達や家族みたいに過ごしてスオミとは関わらずに思い出話を時々語り合えるようになったらいいなと思う