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ウィ、シェフ! 映画感想 こういうの好き

一流レストランで働いていたカティはシェフと喧嘩してどこでもやっていけるんだから!と飛び出す
次の就職先は移民独立センターの調理場 まともな食材もなく憤慨する
移民の少年たちに手伝いをさせてぶつかるが、彼らはここで教育を受けないと強制送還させられると知る
カティは料理をしたこともない少年たちに野菜の切り方から教え始める


実話がモデルというのを知り、ああだから全部都合よくいかなかったのも納得した

大体この系統の話は意固地な主人公が周囲とぶつかり合いながらも、最後は仲間となり一体となり、問題を解決していくベタなもの
こういう展開に弱いので、最後はうるうるしながら観ていた
それでいて、え、全部うまくいきましたで終わらないの?と驚く
それも実話ベースだったからと知ると、そうかと納得すると同時に切なくもなる
どうかその後にも良い未来があるのを願う

カティはもう最初はプライドの高いちょっと嫌な人っぽくしているけれど、少年たちと打ち解けてからはもう彼らの教師であり母でもある素晴らしい人に印象が変わっていく
試合で応援している場面は、熱入り過ぎて、同じように応援したくなる

ラスト手前の静かに席に座っているカティのシーンはほろっとさせられる

そして最後はウィ、シェフ!と返事したくなる

とても良い作品だった

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