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波動を使いながら生きるということ

教えているレイキのテキストには波動、波動と何度も出てくるので、わたしには馴染みの深い言葉なのだけれども、これが『?』になる人も多い。確かに目に見えないものは分かりづらいので、時にはタンゴ、時には料理を例にして話してみる。実は身近なのだけど意識していないだけ。せっかくならば、もっと上手に活用するといいよね。

タンゴを踊る人には、Abrazo(抱擁)した時に感じる、「あ、合いそう」「なんか違和感」という感覚、あれがお互いの持っている波動よと言うと大体分かってもらえる。
踊りの中で実際に動きが始まる前に、どのくらいの歩幅で動くのかを察知できるのは、送られている波動を受け取っているから。それはエネルギーといってもいいかもしれない。踊りながら「この人全然わたしと踊っていないなぁ」と感じたりするのは、その相手の意識がこちらに向いていないからで、それが分かる時点ですでに波動を感じていることになる。だから踊る人には分かってもらいやすい。そしてそれを使う方法は意図することだけだということも、踊りを通じて分かっている人が多い。
わたしにタンゴを最初に教えてくれたリカルド先生は、レッスンしながら「切れてる」と何度も注意して、波動を途切れさせずに踊る方法をしっかり覚えさせてくれたので、その感覚はとても役立っている。それは動きじゃないし、力じゃなくて、ハートから発する意図を伴ったエネルギーの波。

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わたしがボディワークセッションを行うときは、「あなたの魂は神様、あなたの体は宝物」という気持ちで、手を置かせていただく。指圧で言うと、指を置いている場所から地球の中心まで意識を向けて圧をかけると、全然効きが違ってくる。これらも意図による癒しの波動の伝達。

料理する時に「美味しくなあれ」と思うこと、あるよね?わざわざやらないけれど、「不味くなれ」と言いながら料理したならば、もちろん不味くなるだろう。だって言葉には波動があるのだから。同じ効果で話しかけ愛情を注いだ切り花は長持ちするし、植物はよく育つ。

レイキを習ってレイキ波動の使い手にならなかったとしても、身近なポジティブな波動を使って気持ちよく生きて行くのは難しいことじゃない。
綺麗な言葉、ポジティブな言葉を使って美しい波動を発信する。「美味しくなあれ」と意図して料理をし、「がんばれ」「大丈夫!」と言いながらイイネやスキをポチッとする。「きれいねー」と思いながら写真を撮るし、愛を送る気持ちでメールの送信ボタンを押す。
普段やっていることを無意識にしないで、それぞれに波動をのせていく意図を持ってみる。波動は伝わるという事実を知ったならば、使わないのはもったいない。波動を使って日々をもっと輝かせながら生きていく。



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Sumiko K @アルゼンチン⇔北海道
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