誰も救ってはくれない
私は小さい頃なんとなく神様はいると思っていた。でも大人になった今、神様なんていないと感じる。現実は不平等なことばかりだ。
どこかで誰かが見ていて、きっと救ってくれるなんて思わない方がいい。
自分が動かなければ変わらない。
仕事をしたいなと思ってても、ずっと家にいて行動しなければ仕事が向こうからやってくることはないし、恋愛だって同じだ。
私は高校まで学校に行けば授業をしてくれる先生がいて、家に帰ればご飯を出してくれる親がいた。
今思えばものすごく贅沢なことだ。
何一つ自分から行動したことはなかった。
大人になった今、自分の人生をどうしていきたいのか問われても、答えられない。
自分の人生なのに、ものすごく人ごとのように感じる。
SNSを見てると、可愛い人や才能のある人、都会に暮らす人、お金持ちの人、芸能人なんかがゴロゴロと出てきて、自分のちっぽけさに嫌気がさす。
こんな自分でも誰かが見つけて救ってくれるかも… そうどこかで期待してた。
でも、思ってるより人は自分のことしか考えてないし、他人を救ってる余裕なんてない。
自分自身がそうだからよくわかる。
こんな人生やめてしまいたい。
生きててもしょうがない。
毎日のようにそう思ってるけど、仕事に行き病院に行き、生きている。
死なないための行動をしてる。
矛盾してるけど、やっぱり死ぬのは怖い。
そういう人がこの世界にはどれぐらいいるのだろう。
スイスでは安楽死が合法化されているらしい。
もし自分がスイス人だったら安楽死を選ぶだろうか…すぐにはしなくても、多分いつか選びそうだなと思う。
こういう考えは鬱の症状なのか、それとも性格なのかいつも疑問に思う。
個人的には後者のような気がする。
薬を飲んでマシになっても、恐らく治るものではない。
ずっと、生きてるんじゃなくて、死んでないだけなんだと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?