月が綺麗ならわたしだって綺麗だ
どうもこんにちは。墨色そうめんです。
先日は中秋の名月だったそうですね。書くことが思いつかなかったので投稿は数日ずれましたが。
あまりに綺麗だったので写真に残すべく「iPhone 月 撮り方」などと検索して頑張ってみたのですが、結果は見出し画像の通りです。酷いってほどでもないですが、やはり写真に特化した機材には勝てないなと思いました。
ところで、オタク(特にCP厨)の間ではあまりにも有名ですが、「月が綺麗ですね」は「あなたを愛しています」という意味であるという話があります。これは夏目漱石が "I love you" をそのように訳したという逸話とのことですが、生憎わたしはそこまでロマンチストではないので「月が綺麗ですね」はそのまんま月が綺麗だなぁという意味で口にしています。
そういえば中秋の名月が見られた当日、バイト帰りにわたしはこのようなツイートをしました。
これを見たフォロワーさんからは「パワータイプの夏目漱石かよ」とツッコミをいただいたのですが、これは結局自分に一番綺麗なんて言ってやれるのは自分しかいないよなと考えながら綴ったものです。自分のことを一番近くで見てるのも、自分を褒めてやれるのも愛してやれるのも結局は自分。
幸いにもめっちゃブスというわけでもなく愛想もそこそこいいのであんまり他人から愛されることに困ったことはないのですが、大体は自分の望む愛され方や接し方はされないし深い関係になる前に飽きられたりするので、その度に自分の価値の有無を問うてぐったりするというのを繰り返していました。でもそれにも飽きてきた。いっそ自分にしか期待しない方が楽かもしれない。
それはそれとして自分が本当にそんなに好きかと言われればぶっちゃけそんなこともなく自己肯定感はかなり底辺寄りですし、極端に寂しがりなので本当に自分以外の誰からも相手にされなくなった場合は燃えカスみたいになってしまうのですが、口だけはせめて自分のこと好きって言ってようかなと思った次第でございます。人生の9割くらいは自分のこと責めてるけど本当は7割くらいでいいのかもしれないし。どうせうんこなのだとしたらちょっとでも可愛いうんこを自称してた方が気持ちマシな気がしないでもないですし。難ありなのは痛いほど理解しているので事故物件でもせめて自分だけは「住めば都だぜ」ってポーズをしてなきゃいけない。でも、こんだけ自分で足掻いてるんだから、太陽の力で輝いてる月が綺麗と言われるなら自力で何とかしようとしてるわたしだって綺麗ってことにしていいんじゃないか?
とはいえもちろん褒められるのは舞い上がるほど嬉しいからみんな積極的に褒めてくれよな。いつも褒めてくれる人は本当にありがとうございます。あなたがわたしの生きる糧です。
いつかちゃんと自分にも誰かにも愛される日が来るといいな。願わくば来年の中秋の名月の頃には今よりも笑えていますように。
では、今日はこの辺りで。
墨色そうめんでした!