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あなたが誰かを殺した 東野圭吾


タイトルを見ただけでもう名作の予感がしますが、実際読んでみると思った以上に度肝を抜かれました

あらすじ
閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。
愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。
残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。
そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。
彼らが待ち受けていたのは、想像もしない運命だった

感想
読んだ後は、放心状態になりました。最後の最後まで、この作品に翻弄され続けて、もう虜になりました。そのくらい物語の構成といい、結末といい、ところどころの伏線といい、全てが完璧でした。犯罪計画がしっかり練られていても、イレギュラーなことが起こって、話が複雑になってしまうところを描くのもこの作品のポイントです。
この本からは、家族にはいろいろなかたちがあるのだと考えさせられました。家族に限らず、安心できる心の拠り所のような人や場所があるということはとても恵まれていることですし、それをつくっていくことは人として成長する上でとても重要なことだと感じることができる作品でした。
気になる方はぜひチェックしてみてください!



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