冒険と魔法、野蛮そして官能的…魅惑の『アラビアン・ナイト』が生み出した絵と音楽
今回のテーマはアラビア語最古の書物である『アラビアン・ナイト』です。ディズニー映画『アラジン』がこの書物から生まれたということは皆さんご存知だとは思いますが、すこしディープな『アラビアン・ナイト』の世界はなんともセクシーで妖艶、幻想的なエキゾチズムにあふれています。
『アラビアン・ナイト』の魅力はなんといってもその物語の多さ。
冒険物語、ハリーポッターばりの魔法物語、マヌケな商人のおとぼけ話から、人生訓、男女のてんやわんやまで…子供から大人まで楽しめる物語集なのです。
ヨーロッパで大流行した『アラビアン・ナイト』は、当時の流行最先端をいくアーティストたちによって、挿絵になったりイラストになったり、そして物語をベースにした音楽にまで展開していきます。
気鋭の芸術家たちは、どんな風にこのエキゾチックな世界観を描いたのでしょうか?映画アラジンのインスピレーションとなった絵、リムスキー=コルサコフの『シェヘラザード』、さらにはオリエンタリズムの傑作絵画までご紹介いたします。
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