超個人的な分析~オーロラ姫~
みなさん、こんにちは!
sumiです。
引き続きディズニープリンセス作品を
「女性らしさ」「男性らしさ」の視点からで見てみます👀
この記事を読んで、
身の回りのジェンダーについて考えるきっかけになったら嬉しいです🙌
はじめに
分析キャラ(予定)
今後、ディズニー公式サイトのプリンセスを見ていきます!!
第3回目は…「眠れる森の美女」のオーロラ姫🧵🪡
ジェンダーとは?
「男らしい」か「女らしい」かで分ける考え方。
例えば、
女の子の色はピンクや赤、男の子の色は青や黒。
女性はスカート、男性はズボン。
など、
その人個人ではなく、男か女かで決められていること。
意識せずに過ごしがちだけれど、
私たちの身の回りは「女性らしさ」「男性らしさ」があふれている…!
分析の視点
下記の視点で見ていきます!
(表現があるもののみ触れていきます👀)
①描写
プリンセスの容姿や特徴についての表現
②夢(願いごと)
③結婚観
④幸せとは?
⑤個人的突っ込み(番外編)
オーロラ姫
①描写
美しさ
黄金色の髪
バラのような赤い唇
妖精から、幸せになるための贈り物として美しさを与えられる🧚🧚♀🧚♂
16歳にみえないくらい綺麗!
異次元の美声
美しさと同様に、
妖精から、幸せになるための贈り物として綺麗な歌声を与えられる🧚🧚♀🧚♂
後に、
王子が「人間にしては美しすぎる」と言うくらい異次元の歌声に…!
②夢(願いごと)
オーロラ姫は、(願いではなく眠りで)
何度もフィリップ王子と出会う夢を見ていて、
「たとえ夢でも、何度も見ればその夢は叶うんですって」
と言っている。
このことから、
【夢=結婚】であり、
『シンデレラ』同様に【夢は信じ続ければいつか叶う】
という価値観があると思う🤔
③結婚観
オーロラ姫が王子と出会うシーンで
「あなたこそ 愛してくれる人」と歌う
→愛するよりも愛されたいタイプ(受け身)
④幸せとは?
描写で、
妖精から、幸せになるための贈り物として美しさを与えられる🧚🧚♀🧚♂
(卑屈かもしれないけど)
幸せには美しさが必要
↓
美しくないと幸せになれない
↓
幸せになれない=男性から選ばれない
↓
アプローチは男性からするもの
女性は、受け身で大人しく待ち続けるもの
という価値観から来るものに思う😓
フィリップ王子
①描写
イケメンは必須?
オーロラ姫は(夢の中で)出会ったフィリップ王子について
「スラッと背が高くてハンサムでとてもロマンティックな方」
と言っている。
『白雪姫』『シンデレラ』でも
「ハンサム」は共通だから、必須条件…?
(かなり)ロマンチスト
フィリップ王子がオーロラ姫と別れてお城へ帰ってきた時、
王様が、未来の花嫁と会うために着替えを促す。
すると王子が
「もう会いましたよ父上!夢の中で!」と言い、
王様の手を取って歌いだす。
オーロラ姫に対しての口説き文句ではなく…
親にも言えちゃうあたり…
親の手を取って歌えちゃうあたり…
かなりのロマンチスト💃
チャラい?
森で二人が出会ったときに、
オーロラ姫の歌にいきなりハモってきた。
驚いたオーロラ姫が、
王子のことを知らないから驚いた、という趣旨を伝えたら
「もう忘れたの?前に会っているじゃないか、君も言ってたろ?
夢で会ったって。😏キラーン」
…
で、その後言い歌いだす。
実際、キラーン は言ってないけど
わたしには見える。見えるぞ。😏キラーン
自己主張
まだ王様もフィリップ王子も
【未来の花嫁=夢の中で出会った女性=オーロラ姫】とは知らない段階で、
王様が「お前は王子だ!結婚するのは王女でなきゃいかんのだ!」
というと
フィリップ王子が
「ほんと古いなぁ、もう14世紀ですよ?愛する人と結婚!さよなら父上!」
と言い、馬で颯爽駆けていく🐎
決められた人とではなく、
自分で選ぶ権利はある!と主張している。
アプローチ
【王子 ♡⇄♡ 姫】
オーロラ姫が帰ると知った時
「今度はいつ会える?いつ?あした?どこで?」とかなりグイグイ
でも、オーロラ姫も「森の奥の小さな家で!」と返している。
オーロラ姫は
知らない人と話すことを禁止されているから、
こんなにグイグイ来られたら、
圧倒されて何も言えない
もしくは、
無視して逃げる・適当な場所を言ってすっぽかす等もあり得るのに
「森の奥の小さな家で!」と返している。
若干だけど、
『白雪姫』『シンデレラ』よりも互いに歩み寄っている感じがする!🤭
過去作品は【王子 ♡→ 姫】
これまでの他作品では…
『白雪姫』
白雪姫は「来てくれる人 愛してくれる人」を待ち続けている
→完全に受け身
王子は、
白雪姫が井戸で歌っている時にいきなりハモってくる。
驚いた白雪姫が逃走する
…
((やばめ))
毒りんごで倒れた後は、白雪姫の噂を聞いて駆けつける
→かなり積極的
『シンデレラ』
シンデレラは
舞踏会での出来事を「素敵な夢」として終わりにしようとしていた
→王子が国をあげて探そうとしなければ、自ら行動しなかった
→受け身
王子は、
舞踏会で12時の鐘が鳴って、シンデレラがお城を出なければいけない時、
「待って!お願いだ。
名前だけでも!何も知らなくては探しようもない!」と引き留める。
結婚の気配ゼロだった王子がシンデレラに一目惚れして、
ガラスの靴を頼りにどうにか探し出してまた会いたい!
と、国の力(人の助け)を借りてシンデレラを見つけてハッピーエンド。
→かなり積極的
⑤個人的突っ込み(番外編)
オーロラ姫と王子に関しては十分つっこんだので、サブキャラに関して。
マレフィセント家来が度天然すぎる
消えたオーロラ姫を探していたけど、
16年間赤ちゃんを探し続けていた👶🍼
家来が「国中さがしました!ゆりかご全部!😊」と言い発覚
最後に
最後までお読み頂き、ありがとうございました🙌
『眠れる森の美女』は、芸術性に最も力を入れた作品と言われています。(1959年公開)
絵も音楽もとても素敵なので、ぜひチェックしてみてください✨
この記事を読んで、
身の回りのジェンダーについて「こんなのもあるよね~!」と、
楽しみながら考えるきっかけにして頂けたら嬉しいです🙌
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