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11月16日【ウクライナ戦況図】クピャンスク方面でウクライナ軍が勢いに乗る|ミサイル撃墜率判明【地図で解説】ゆっくり【最新】GoogleEarthで解説

最新の、日頃調べているウクライナ戦況、ウクライナ情勢をコンパクトにまとめてお伝えします。いつも地図を使って説明していらっしゃる方が最近お休み気味とのことですので、いつも調べていることを動画に作ることにしました。地図はグーグルアースを使っています。
最新のウクライナ軍参謀本部、最新の戦争研究所、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、最新のツイッターや最新のテレグラムのレポートやチャンネルを中心に日本語でまとめています。

●過去の動画は再生リストにまとめています。
https://youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW

●毎週日曜日、視聴者様の質問に答える生放送をしています。
数が多いときは、すべてにお答えできないこともあります。
https://www.youtube.com/channel/UCNu9XVGZ4CEwmyj7TBwsn_w/streams

●詳細はnoteにもまとめています。
https://note.com/sumaitotoushi/

●Twitterはこちら
https://twitter.com/ZKj3aQR1ZFdmdDy

#ウクライナ情勢
#ゆっくり
#ロシアウクライナ
防衛研究
チャンネル

■BGM Materials

OST of WoWP, WoT - Wargaming.net
Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。

地図はGoogleEarthを使用しています。

■関連動画

過去のウクライナ戦況図は再生リストで見ることができます。
https://youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW

■内容

みなさんこんにちは。

今日もウクライナ情勢についてお伝えします。
ウクライナ情勢について知ることは、
現在のインフレと景気後退、そしてウクライナの復興が
欧州の経済情勢にどのように影響するか
いち早く知る上で重要です。

本家のかたがお休みがちになり、始めたこの動画ですが
多くの方からコメント頂きありがとうございます。

本家のかたが戻られたのですが、
続けてほしいというコメントはあっても、
やめてほしいというコメントはなかったので、
ささやかな動画ですが、このままお送りします。

資料を収集して動画を作成し次第公開しますので、
公開時間は日によって異なります。

チャンネル登録して通知をオンにすると
公開した時に連絡が届くようになります。

本日は、戦争研究所の更新を見てから
情報を整理しましたので、公開が遅くなりました。
大変申し訳ございません。

それでは、簡単ですが、日頃調べていることをお伝えします。
過去の戦況図は再生リストから見ることができますので、
あわせてご覧ください。

■まずは全般的な事柄です。

ウクライナ軍参謀本部によると、
昨日11月15日のロシア軍の損失は

兵士710名
戦車13両
装甲輸送車25両
砲11門
対空戦闘システム2機
UAV2機
その他車両35両となっています。

また、現在首脳会議が開かれています。
そんな中、本日、
ロシアはウクライナ全土に90発のミサイルと
自爆ドローンによる攻撃を行いました。
そのうち73個のミサイルと10機の自爆ドローンは、
ウクライナ軍により撃墜されましたが、
残りは着弾し被害が出ています。

しかし、10月10日のロシア軍のミサイル攻撃では
迎撃率は60.8%
今回の迎撃率は約83%となります。

今回、アメリカが提供したNASAMS対空システムから
10発の迎撃ミサイルが発射され、
すべてが命中しミサイルを撃墜しました。

ウクライナ軍の防空能力は
強化されていることがわかります。

また、ロシアがミサイルを打ったタイミングは、
ゼレンスキー大統領が首脳会議で
10項目の条件を提示する直前であったことも
政治的な意図が大きいものと思います。

そして、ロシアが発射したミサイルの1つはポーランドに着弾し、
死者が出ました。
これにより、NATOにはウクライナを軍事支援する選択肢ができ、
ロシアはさらに追い込まれることとなりました。

ゼレンスキー大統領は演説を行い、
それによると現在、国内で停電が起き、
1000万人に電気が届かない状況にあるとのことです。

■それでは、各地域の戦況です。

●ウクライナ北東部

○ルハンスク州 クピャンスク方面
クピャンスクの天気は曇り、最高気温1度、最低気温-4度となっています。
天気予報では16日と17日は雨となっています。

本日は、
クピャンスク北東のカリノベ付近で戦闘が報告されています。

その南東のオルリアンカは引き続きウクライナが確保しています。

スバトボ北西、ノヴォシェリブスケ付近でロシア軍の攻撃があり、
ウクライナ軍が撃退しました。

スバトボの南では、
ウクライナ軍の攻撃により、ミロヴァトカのロシア軍司令部が
壊滅し、30名のロシア軍が死亡し、20人以上が負傷しました。

マキイウカの北側、カルマイジニフカ付近で
戦闘があった模様です。

また、ウクライナ軍はマキイウカの東側の
ロシア占領地に侵攻している模様です。

このあたりでは支配地域が入り組み、
散発的に戦闘が行われているものと思われます。

ウクライナ軍の砲兵部隊は、
クレミンナのロシア軍陣地を攻撃し、
ロシア軍は、市から脱出を計画しているとの
未確認情報があります。

○リシチャンスク方面

本日は、ビロホリフカへの攻撃は確認されませんでした。

●ウクライナ東部 アルチェモフスク(バフムト)方面

ロシア軍は、本日もビロホリフカへの攻撃を行ない、
一部を占領したと主張していますが、詳細は不明です。

ソルダー、バクムツケ、バフムト東側では、
引き続き両軍が戦闘を行っています。

●ウクライナ南東部 ドネツク州
この方面での天気は晴れ、最高気温3度、最低気温マイナス2度となっています。
16日は曇り、17日は雨の予報となっています

○ドネツク北部と中央部

ロシア軍は、本日もクラスノホリフカに攻撃を行いましたが、
ウクライナ軍に撃退されました。

ドネツク方面では、それ以外にも戦闘が起きています。

一方、昨日お伝えしたパブリフカの攻撃では、
ロシア軍は当初、東隣の町、
バルダーを2方向から攻撃する予定でした。

しかし、ドネツク人民共和国の司令官、
アレクサンドルホダコフスキーが
勝手にパブリフカへの攻撃に変更し、
経験の少ない援軍を投入したため、
多くの損失が出たことが明らかになりました。

本日、ロシア軍はバルダーに対し、
遅ればせながら空爆と砲撃を行いました。

●ウクライナ南部 ザボリージャ州

本日は、ベルカノボシルカで戦闘がありました。
ロシア軍は、南から攻撃しましたが、
ウクライナの防衛線に阻まれて失敗しました。

●ヘルソン州
ヘルソンの天気は曇り、最高気温8度、最低気温1度となっています。
18日まで曇りの日が続きます。

昨日お伝えしたドニエプル川を渡って
キンバーンスピットという砂嘴に渡ったとされる
ウクライナ特殊部隊ですが、
その後公式な発表はありません。

一方、ロシアのジャーナリストがこの方面から
逃げている様子がテレグラムに投稿されているとのことです。

■その他

本日は、ザボリージャ方面で戦闘のあった、
ベルカノボシルカの様子をストリートビューで確認できます。

街並みのや家の雰囲気をご覧ください。
ロシア軍とウクライナ軍は、
このような場所で戦っています。

今日は以上です。

ご視聴いただきありがとうございました。

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