考えすぎてしまう人におススメ「If-Thenプランニング」
この春お仕事復帰された方からのご相談を立て続けにいただきました。
どれも、人間関係に関することがメインです。
特に年度当初は、自分も周りもいっぱいいっぱいで、衝突したり葛藤を抱えたりすることが多いですよね。
「それいいですね、やってみます!」
と言っていただいたことの中から、今日は一つ紹介したいと思います。
予期せぬことが起こった時
あなたは、最近トラブルやイレギュラーなことはありましたか。
例えば
・退勤しようと思った時に、急な仕事を振られた
・締め切りを過ぎても書類提出してくれない同僚がいた
・子どもが数日間にわたって熱を出した
・先輩に叱責され、落ち込んだ
など、日々過ごしていれば、ドキッ、モヤッ、イラッとすることがありますよね。
咄嗟の時によい判断ができなかったり、「~と思われたらどうしよう」と考えすぎて不本意な行動をとってしまったりすることってありませんか?
人って、予期しないことが起きると慌ててしまい、行動レベルが落ちてしまいます。
そうならないように、あることをしておくことで、ストレスを減らすことができます。
それは、
「もし○○になったら、△△をおこなう」
と予め決めておくこと!
If-Thenプランニングとは
つまり、【状況+行動のルール】を予め決めておくのです。
これは、【If-Thenプランニング】というもので、元々は好ましい習慣を身につけるためのメソッドですが、トラブルにおける不安やストレス軽減にも応用できます。
たとえば、
●退勤時刻に仕事を振られたら、「明日の朝イチにやります」と答える
●締め切りを過ぎても提出してくれない同僚がいたら、締め切りの翌日朝イチに催促をする
●子供の熱が連日にわたる場合は、病児保育を使う
●上司や顧客(保護者)に理不尽なことを言われたら、「この人は疲れているんだ」と考える
●涙が出るほど落ち込んだ時は、○○さんに話を聞いてもらう
などです。
●ダイエット中にお菓子が食べたくなったら、ミニトマトを食べる
なんていうのにも使えますね(笑)
If-Thenプランニングのメリット
これらを、冷静な時に決めておくことで、同じような場面に遭遇した際に《感情を脇に置いて》考えずに行動できるようになります。
人間の脳は、あらかじめ行動を決めておくと、感情は二の次になり、行動にフォーカスしやすいからです。
何かを習慣化したいなと思っている方はもちろん、「~と思われたらどうしよう」「~になるかもしれない」と考えすぎてしまう方に特におすすめです。
ぜひ、やってみてください!
▼この記事を書いた村田美智子ってこんな人▼