『"料理が全く上達しない人の特徴"』
最近、1ヶ月当たりの食費が1万円を
切ろうとしている男。どーも!"J"です!
まず最初に皆様に質問です。
"貴方のお母さんは料理上手ですか?"
ちなみに僕の母は…
料理めっちゃ下手でした。
サラダで出てくる玉葱のスライスは
厚くて、辛い。
肉は火を入れ過ぎてガッチガチ
そして3回に1回くらいの割合で
腐った食材が食卓にならんでいました。
それも仕方ないなと思うところもあります。
シングルマザーで4人の子供を育てた訳ですので
食事を作るのにそこまで時間をかけられない。
でも、加工品は高くて買えない。
絶妙に料理を作るには難しい環境下なので
僕は不味いと言って怒った事は一度もないです
ただ、逆を言うとその経験が僕を飲食業界へと進むきっかけになったと言っても
過言ではありません。
中学生くらいから簡単に料理をする様になり
(母が仕事で忙しくしていた為)
"これを入れれば美味しくなるんじゃないか!"
みたいに、遊びの延長として
料理を楽しんでいました。
そして料理人になり。
料理人として個人で動き始めた僕も
今年の4月で22歳になりました。
その中で"料理人"という人間を沢山見ました。
料理人にも様々な種類がいまして。
・仕事めちゃくちゃ早い人
・めちゃくちゃ仕事遅いけど知識半端ない人
・賄い作るのが天才的に上手い人
・技術も仕事も出来ない人
・鼻が伸び過ぎて2キロ先まで伸びてる人
・短気過ぎる人
大まかに言うとこんな感じです。
この6パターンは2店舗で働けば
コンプリート出来るはずです。
"話が少し変わりますが"
僕は人間を観察するのが好きでして。
例えば、『"仕事遅いけど知識半端ない人"』は
何故、こんな仕事が遅いのだろう。
とか、何故こんな知識があるんだろう。
と常々思っていました。
出た結論としては
やはり、子供が親に性格が似るのと同じで
『"料理を教えてくれた人の特徴を伝承する"』
だから、その料理人を見れば
その師匠がどんな人かわかると言う事です。
なので何かを『"教わる"』立場になったら
教えてくれる人を選ぶのは大事なのかも知れませんね。
はい。前置きはこの辺りにして
今回記事にしていく内容は
『"料理が全く上達しない人の特徴"』
その理由を3つ上げましたので。
3つの項目に分けて記事にしていきます。
①時短レシピ・レンジレシピ大好き
まずこれですね。
先に言うと。
『一生料理上手くなりません』
まず、電子レンジで作る料理が
理論上、美味しい料理は作れません。
単純に温め直しとかで使うならまだしも
パスタとか角煮とかレンジで作ろうとするのは
本当に辞めた方がいいです。
素材がどれだけ良いものを使ったとしても
その素材の良さをも半減させてしまいます。
それと『"時短レシピ"』に関して僕の認識では
時短レシピ=効率重視
こういう認識です。
そして僕は極論ですが
効率重視=味は求めてません
と言ってる様に聞こえます。
ですが分かってる事もあって。
効率重視で美味しい料理のレシピ本も
本屋さんへ行くとかなり並んでますし
実際、その本が売れていて
注目が集まっているのも事実ですし、
僕自身、興味がないかというと。
興味はあります。
ですが、美味しい時短レシピの殆どは
"カマンベールチーズを丸ごと使って"
とか
"アボカド"丸ごと使って!
とか。
かなりのコストとカロリーだなと。
個人的には思います。
そして…
凄く矛盾を感じます。
なんか、時短レシピで料理するってことは
時間がないから早い時間で。ですよね?
だったらスーパーの惣菜じゃダメなんですか?
『え〜。料理も上手くなりたいもん。』
時短レシピって"時短"ですから
料理してる時間は短いですよね?
料理上手くなりたいなら
普通の料理本を買うべきだろ…
そんでちゃんと食材切る所から
始めましょう。
時短レシピをやりたい人を僕は未だに
理解が出来ていません。
誰か教えてください。(笑笑)
では続いて…
②経験に対して知識量があり過ぎる
これは本当に勿体ないの一言に尽きます。
料理の経験はそんなにないけど
料理が好きだったり、食べるのが好きとかで
料理本を買いあさって勉強して…
素晴らし過ぎる!
僕はこういうタイプの方を本気で尊敬します。
…ですが
このタイプの方で料理が上手い方を知りません
このタイプの方は
正しい調理法を"理解は"してるんです
ですが、料理そのものを理解していないです。
分かりやすく例えで言うと
プロの方と素人の方で
同じ素材、同じ分量、同じ機材を使い
全く同じ料理を作る様に指示されました
同じ手順で行います。
Q.ここで問題です。
プロと素人で上記の内容で料理した際
果たして…
同じ味になるのでしょうか
答えはなりません。
何故なら本には載っていない経験値が違うから
同じ手順で同じ料理を作っても
全く違う料理になります。
プロが作った方が、料理に表情が出ます。
『表情?なんの事?説明してよ』
と思った方!ごめんなさい!
これは俗にいう"勘"というものでして。
言葉では言い表せないのです。
『"その"勘"は誰でも身につく事なのか?"』
もちろん。誰にでも身につきます。
『じゃあどうしたら身につくのか』
作りまくるしかありません。
料理を作る=経験する
という事です。
積み重ねていくしかないんです。
よく、何かをなし得たいが為に
本やネットで基礎知識を勉強してから
実行に移す方がいると思いますが。
気持ちはよくわかりますが
『正しい努力ではないかな』
と、個人的には思います。
学校の勉強とかはそういった努力が正しいのかもしれませんが。
技術系の事に関しては、数こなさないと無理で
『習うより慣れろ』です。
例えると。
美味しいふわふわオムレツを作れ!
となった際に
1ヶ月オムレツに関して本やネットで学び
正しい火入れや温度の見極めを勉強
した人と
5日間で1日1食オムレツを作り続けた人
果たしてどちらが上手にオムレツを作れるのでしょうか。
正解は間違いなく後者です
この事に関してすら
僕が文字で説明するよりも
実際試してみて実感した方が早いのかも
知れませんね。
続いて…
③絶対失敗したくない思考
これは②と少し被る部分があるのですが
失敗に恐れるがあまり
時短レシピや味ブレのしないレトルトに逃げる
日本人らしいと言えばそれまでかも知れません
失敗せずに上達はもちろん出来ます
が
多分80年以上かかると思います。
そのやり方で上手くなろうと思ったら。
いくら時間があっても足りません!
そんな、失敗する事に恐れてしまう人は
まずは料理をする根本を思い出しましょう
どんな思惑はあれど
料理が上手くなりたい!
という気持ちに変わりはないと思います。
仕事でもそうだと思いますが
最初から上手くいきましたか?
いいえ、そんな訳ありません。
最初は誰しも失敗するのです。
成功(料理が上手く)したいから料理してるんですよね?その為に失敗はつきものです。
そしてどれだけ失敗を積み重ねようと
上手くなりたい!
という気持ちさえあれば
時間はかかるかも知れませんが
必ず料理ができる様になります
『失敗は成功の元』
という言葉がありますけど僕は
『"成功は失敗の積み重ねの上に成り立つ"』
と思います。
なので極端なこと言うと
料理が上手くなりたいのであれば
意識するのは1つだけ!
諦めない事
これは感情論でもなんでもないです。
この事に関しても文字にするより
貴方が実際体験して決めてください!
以上!
いつもなら『まとめ』と言う項目がありますが
③の項目でまとめられたかなと思うので
今回の記事はここで終わります!
それではまた次記事でお会いしましょう!
ばいばーーーーい!