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#181 時代とともに変わる「買物欲」

先日、ずっと本棚に眠っていたこちらの本を読んでみた。

#181  買物欲マーケティング

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あらすじ

購買のほどんどが無意識の行動といわれる。なぜこれを買ったのか、ほとんどの消費者は説明できない。この消費者の摩訶不思議な購買行動から発想しようというのが、買物欲マーケティング。消費者は欲しいという「モノ欲」と、買いたいという「買物欲」がないと買物しない。消費者の「買いたい」をつくる、お店づくり・商品づくりを売場の視点で発想する技術。

感想

今、買い物のモチベーションはただの「物欲」ではなく、「買い物という体験そのもの」だと伝えている。

なんとなく新しいPCが欲しいなと思っても、ただ羅列するPOPを見比べているうちに「また今度でいいや」となってしまって、結局買わず終いなんてことはザラにある。

ただ他社との違いであるUSPを押し出すだけではなくて、もっと「買い物体験」をワクワクさせるような仕掛けをしていかないといけないと思わされた。

ありとあらゆるものがカオスにひしめきあい、未知との遭遇が楽しめるヴィレッジバンガードや、本のタイトルを隠した「ジャケ買い」を見ると、買うつもりがなくても気づいたら買っているのはそういうわけだろう。

私もいい企画を考えられるように頑張る。

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