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子供の障害をどこまでオープンにするか

まぁ、よく話題になる話だと思います。

徹底的に隠そうとされる方もいらっしゃいますし、ガンガン言っていく方もいらっしゃいますし。

正解は無いのでどっちでも良いんですけど、それだと話にならないので(笑)、今日はその部分を少し考えて、問題提起をしてみようと思います。







子供の障害を「隠す」か「オープン」にするかの「2択」みたいな雰囲気ありますが、私は、親のタイプは「3種類」あると思っています。


隠す、クローズ型

隠さない、オープン型

そして、

聞かれてないのに言っていく、アタック型



この3つです。
そして実際に多いのは、クローズ型とアタック型。

このアタック型を「オープン」
クローズ型を「隠す」

と表現してしまっているように思うんです。


例えば、子供のテストの点数の話になった時、
聞く事に徹して、答えないのがクローズ型です。
勉強が得意であれ不得意であれ、関係ありません。中には得意な教科の時だけ会話に関わる人もいるでしょうが、基本自ら発信はしません。


オープン型は、聞かれたら、会話に必要なら答えます。
そして、会話の中で必要な情報なら、自らも発信していきます。

「国語は90点やったけど、算数30点やったわ、超文系じゃない?(笑)」

みたいな。


アタック型は、自ら話題を提供します。
「ウチの子テスト100点(0点)だったんだけど、何点だった?」


私は、この場では公表(アタック)していますが、普段はオープン型です。
オープン型は基本的に心が平穏です。
子供に知的障害がある事について、現状はほぼ何も思ってません。

もう少し子供が大きくなって、声が低くなり、子供的な可愛さが無くなり、見た目と精神年齢とのギャップが大きくなっていけばどう思うかはわかりませんが、少なくとも現状はそうだなと自己分析しています。


あくまで私の「なんとなく」でしかありませんが


クローズ型は「受け止めきれてない」

アタック型は「現状に少し酔っている」


ように思えます。
あくまで私はそう思うってだけで、良い悪いではありません。

でも、これはハッキリ言えます。



クローズ型は、自分自身が
アタック型は、周りがしんどいです。





昨日、妊活についての事を少し書きましたが、妊活に関しても一緒です。

子供の話題を避けたり、話題が出たらどうしようと思えば思うほど自分を苦しめ

「全然子供出来ひんくてめっちゃ苦労してんねん!どうしたらいいんやろな、諦めたら良いって事かな、あっはっは!」みたいなら、相手が戸惑います。


これは、差別問題とも繋がってると思うんです。
頭の中では纏まってるんですけど、文字にするのが難しくてもどかしいのですが…ちょっと頑張って文字にしてみますね。


例えば、犯罪を犯す人の殆どは、それが悪い事と自覚してやってるじゃないですか。
自覚のない犯罪なんて、稀ですよね。


でも、差別とか蔑視っていうのは、犯罪と違って、ほぼ無自覚です。


以前に

という記事を書きましたが、まさにこれ。
だってみんな知らないんですもん、障害の事。
世間の方は、無識者なんです。

逆に言えば、障害者に関わっている我々が有識者なんです。

だったら、その知識は伝えないと世間はわからないままですし、変わりません。
嘆いていても、ギャーギャー喚いてもダメです。


我々障害者家族は、いつまでもクローズ型やアタック型でいてはダメなんです。

オープン型が、意識してアタック寄りになって、初めて冷静に発信出来るんです。冷静に発信して、無識者に有識者になってもらう。

差別や蔑視するのは、自覚を持ってしてくる人だけにしていく。

私は、目指すべき所はここなんじゃないかと思っています。


こんな事言ったら失礼ですが、ジェンダー問題やヴィーガン関係なんか、アタック型が多すぎてもはやネタ扱いですよね。

本当に悩んでいる方は「余計な事しないでよ…」って思っている方は多いのでは?

少なくとも、LGBTQの私の友人は、そう思ってるようです。


と、言う事で、私としては子供の障害にはオープン型がいいと思っています。

「オープン型でいられる環境が良い」と言い換えても良いです。

そして、その環境にする為には、オープン型の人がアタック型に少し寄って、発信していかないと難しいんじゃないかなって。

もちろん、発信するしない(ややアタック型に寄る寄らない)は個人の自由です。
でも、オープン型になれたら心穏やかなんじゃないかな、とは思います。


まぁ、私が勝手にそう思ってるだけですけど。


それぞれに課題があり、思う所があり、子供の障害度合いも種類も違うし、それに自分の過去だって複雑に絡んできますから、ややこしいですしね。



私だって、自分がオープン型だと誤認している、バリバリのインファイトアタッカーかもしれませんし(笑)

さぁ、あなたは何型に当てはまりそうですか?


二人の障害児の父
すけじろう

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