事業失敗の経験
20代の社会人時代の経験を書いてみる。実は個人事業でビジネスをかじったことがある私の失敗談である。
23歳の秋、社会人1年目で当時SNSのオフ会を通じて衝撃の出会いをする。地元コミュで出会ったM子を通じて紹介されたのが当時2個年上の経営者のKだった。飲み会に誘われるがまま彼を紹介され、飲み会なのにベンツで参加していて、自慢かっ!と内心は思っていた。
Kは25歳という若さで独立しベンツに乗っているのか?と衝撃を受けた。
なんでも会社員時代に出会った先輩からいろいろ本を読むことを進められ自分の将来の目標や生き方などイメージ作りを手伝ってもらったというから 驚きである。
そんなどこにでもいる普通のサラリーマンだった彼が独立をして人生を変えた話に私は興味を惹かれ後日、M子の勧めもあり3人で会うことに!
M子曰く結構忙しい人で移動しながらとなり、初めて会った時に見せてもらったベンツでドライブすることに!
助手席に乗せてもらい品川の国道をドライブ、時間にして15分か30分ほどだったが、以前あった時は金持ち特有の成金イメージがあり正直良い印象はなかった…
でもそのドライブでなぜ独立しようと思ったのか?などのきっかけを聞いたり、自分自身将来どうしたいのかを聞かれた?
正直社会人一年目の私に将来の展望などみじんもなく、「とりあえずは三年今の会社で務めて、将来は会社経営してみたい」と話した。
Kは「とりあえずと言っている間はきっと動かないと思いますよ」と会って数分で言われた。私の何を知っているのかと思ったが、ストレートでもっともな返答に消沈しました。
ドライブが終わりその方に自分がこれからの人生を真剣に考えるきっかけとなった本を紹介された。正直読書は苦手だ…でも独立した彼が言うなら読んでみようと会ったその日に本屋で購入
E,S,B,Iという働き方の概念が書いてあり、お金がお金を稼ぐという話が記載してある超絶有名は「金持ち父さん」シリーズだった。
読んでみて思ったことは実にテンションの上がる本でした。サラリーマンでいることは悪い訳ではないが、できるか・でいないかは別としてオーナー業や投資家の選択肢があったらそうしたいと思える本でした。
これを読んで自分の働き方はどうなのか?どうしたいのか?と感じたときに私はオーナー業という選択肢をした。
事業を所有しお金を稼ぐやり方。簡単に言うとオートメーションビジネスのように設置し自動で運営できる自動販売機などがその例である。
自分がその場にいなくても、お金を稼ぐシステムを構築し、運営していくやり方は会社経営と似ているようで別物。
そこで私は個人事業主として商品の買い付けから販売を個人でやる代理店をやった。理由としては在庫を持たなくてよいという点だった。商品は販売主から購入し必要な人に販売するので、不動産売買の仲介業者みたいなことをやっていた。
これはこれで、店舗を構えない分ランニングコストもかからず、個人でもできる範囲内でチャレンジした。
5年たった時これは無理だと感じた…理由は様々あるがイメージしてたのと違ったからだ(笑)
こうなりたいと思う結果だけを見すぎて手に入れる努力を観ていなかったのが現実である。5年して学んだことは財産であり、今も活用している。この期間に学んだことや出会った人は自分の中で一生大切な経験だったと思う!
結果が人に左右されるというのが結果的に会社員と同じだと感じたからだ、稼ぐ理論はわかるが現実がそれを追い越していくほどできなかったというのもある。
今はそれこそ別のやり方で事業展開をしようとしている。
自分一人でできることである、ワンマンでいいのだ!誰かに何かをしてもらうことは正直人のせいにしてしまいそうで、自分一人の方が自己責任と気持ち的にも楽なのだ。
経験した事業の失敗というのも人のせいである、なので今後は失敗を成功にできるよう歩んでいきたいというのが子育てパパの3年後の展望である。