野獣(のけもの)来たりて
2、3日前から、ようやく野良作業にリキが入りはじめました。
去年の年末から介護があわただしくなってきて、春の気配を知りながらも、どこか気分的に落ち着かなかったんでしょう。
啓蟄になって虫たちが活動を始めるように、なにかのきっかけ、時期というものがあるんでしょうか、急に畑仕事がしたくなってきたのです。
今年の野良作業初めは、前回の記事に書いたようにホーリーバジルの種まきからでした。
翌日は自採りの早なり枝豆と、たぶんキュウリの種をば、ポットと直播きで。
野良作業にもようやくエンジンがかかってきた。そうはしゃいでいた翌日、なんと畑は、このざまに。
イノシシか、はたまたタヌキかキツネか、野良作業エンジンのギアを入れた途端に、いきなり冷や水ぶっかぶりますた。笑
で、けふも来られました、お獣さま。
明け方に飼い犬のシロが吠えたので、すわおいでなさったと、寝床飛び出し、まずはシロを放ってから、やにわに棍棒つかんで畑にまわってみれば、そらこのとおり。
またもや畝をほじくり返しておりました。
にしても、何が悲しくてこんなこと繰り返してんでしょうか、やっこさん。
たぶん牛糞が目当てなんざんしょうが、ほかに食うもんないんでしょうかね。
柵が壊されているところがあって、侵入経路はすぐに判明。
野ライターを見くびるんじゃござんせんよ。
落とし穴か罠でも仕掛ければイチコロざんしょが、さてさていかがいたしますかな。と、思案六法。あれこれ考え巡らせながら、午前中にひと畝手入れをいたしやした。