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コミックスで読むゲゲゲの鬼太郎〜導入編〜

先日NHKで放映された浦沢直樹の「漫勉neo」がきっかけで「ゲゲゲの鬼太郎」原作版が久しぶりに読みたくなった。

この番組、僕は全然知らなかったんだけど漫画好きで自分でも趣味で少し絵を描いてる奥さんが好きで、3年前にneoになった時から一緒に見てるんだよね。

普段漫画の絵なんて読み飛ばしちゃうし、あんまり真剣に考えたことはなかったんだけど、実はそれぞれ凄い技法で描いてるんだってことがわかって単純に面白い。

で、今回の題材が水木しげる。前にあった手塚治虫の回があったのと同じで、本人が亡くなってるから当時のアシスタントさんなんかと語るスタイル。まぁ去年、鬼太郎の映画新作が公開されて流行ってるし取り上げるタイミングとしてはバッチリでしょう。

まぁアニメでハマった人が原作の作風を受け入れることが出来るかはちょっとよく分からないけれど(笑)

でも、まぁ僕は昔から圧倒的に原作派。あのとぼけた雰囲気とサガみたいにパンチが効いたセリフ回しが良いんだよね。

水木しげる著ゲゲゲの鬼太郎「赤舌」より

「おいねずみ男!」「なんでえポリ公」このテンポの良さが抜群。

僕と原作鬼太郎との出会い

そもそも僕が原作鬼太郎を最初に読んだのは、昔父親が買ってきたちくま文庫の「水木しげる妖怪まんが集」だ。

このシリーズは鬼太郎だけじゃないんだけど、シリーズ中に1話完結の鬼太郎が2冊と長編の「世界お化け旅行」が1冊出てて、子どもの頃に家でよく読んでた記憶がある。

次が小学校の頃、学校の図書館においてあった中央公論社の「愛蔵版ゲゲゲの鬼太郎」。これは1冊が900ページくらいある全5冊の大判シリーズで、ちくま文庫で読んでた話を含め、発売時点での少年誌連載版「ゲゲゲの鬼太郎」をほぼ全て収録してる決定版だ。

当時、図書館では持ち出し不可扱いになってたから、昼休みとか長期休みによく読んでいた。

その次が扶桑社から出てた「その後のゲゲゲの鬼太郎」シリーズ。

これは週間実話に連載されてた大人向け鬼太郎を集めたもので、ちょうど中学生のころに出会ったこともあり、性描写を含むアダルトな作風が好きだった。

その後もいくつか文庫本を買ったりしてたけれど、印象に残ってるのはこの3種類かな。ちなみに貸本版の墓場鬼太郎も当然読んでる。

鬼太郎シリーズは全貌把握が難しい

さて、そんな原作版鬼太郎シリーズだけれどいざちゃんと読もうとすると全貌把握が難しいことに気づく。

これは連載自体が複数社で行われているものを、さらに別の出版社が編集してコミック化してるからで、主要な話を全部読もうと思っても、どこに何の話が入ってるかよく分からないし、収録作の被りもとても多い(有名な話は大概のシリーズに入ってる)から効率よく集める方法が分かりにくいんだよね。

まぁ今ならば講談社の大全集を揃えればコンプリート出来るんだけれど、あれは高いから普通の人だと手を出しづらい。とは言え文庫本だとサイズ小さくて、せっかくの絵を存分に堪能することができない。

そこで子どもの頃に読んでた愛蔵版を買おうかなと思ったんだけど、あれはあれでサイズ大きくて読みにくいし、どうしたものかなーと思ってたところ、普通のコミックス単行本で揃えることを思いついた。

そんな中、少し調べたら非常に便利なサイトを発見。

文字情報しか書いてないけれど、各話の一覧と収録先コミックが網羅されてるから、これを整理すれば効率よく集められるはず…と言うことでこれを利用しながら実際に大人買いして集めてみた結果がサムネの写真。

鬼太郎の漫画は文庫やコミックなどたくさん出てるけど、僕と同じように集めれば主要なシリーズはほぼ網羅可能。せっかくなので、文字情報からもう少し分かりやすくまとめたものを別記事で書いてみようと思う。


また少し記事が長くなりそうなので、今回の記事は一旦ここで区切り。いまリストをまとめてるので、実際のリストについては次の記事で。

乞うご期待?なのかな?よく分からないけど。

でも、自分ならこういうリスト欲しいし、多分どこかにニーズはあるはず。

というわけで近日中に詳細記事アップします。

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